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血管年齢で「オバサン肌」が加速する理由と血管のケアテクニック

公開日:2018/09/03 / 最終更新日:2022/06/10

笠井 美貴子笠井 美貴子先生

血管年齢で「オバサン肌」が加速する理由と血管のケアテクニック

いつまでも若々しい元気な見た目を保つために、スキンケアは女性にとって欠かせない習慣です。肌そのものにフォーカスを当てることももちろん重要ですが、健やかな肌を作るためには血管年齢にも気を配る必要があるとご存じでしたか?
血管年齢とは何なのか、血管の若さを保つケア方法とあわせてご紹介します。

見逃し禁止! 血管年齢と肌年齢の関係

血管年齢とは、血管の老化度合いを表す指標のこと。血管は生活習慣や加齢によって老化するほど、伸縮性がなくなり動脈硬化が進行してしまいます。
そもそも私たちの体内を流れる血液は、肌の健康を保つために必要な栄養や酸素も運んでいるのですが、血管が硬くなっていると血液の循環効率が悪くなり、栄養が十分に運ばれません。そのため、血管年齢が高い人ほど肌年齢も上がり、しわやシミができやすくなってしまうのです。

血管の若さを保つケア方法とは

・適度な運動をする
適度な運動をすると、血管や心肺の機能が高まり、血管年齢の老化を遅らせることができます。ウォーキングなどの有酸素運動を定期的に行ったり、手足をこまめに動かす運動を行ったりすることがお勧めです。仕事や家事の休憩時などに以下のような簡単な運動をするだけでも、血管年齢の若返りにつながります。

■血行を促す、かかとの上げ下げ運動
1. 爪先を地面につけたまま、ゆっくりと伸び上がって、かかとを大きく引き上げる
2. 一気にかかとを落として、足裏全体を地面につける
以上の動作を1日30回以上、休憩時などに少しずつ行いましょう。

・肉より魚中心の食生活に
魚に含まれるDHAやEPAは、動脈硬化の原因となる中性脂肪を減らす作用があります。DHAやEPAはマグロ、サバ、サンマ、ブリなどに含まれていますから、食生活に上手く組み込んでいきましょう。生魚のほうがDHAやEPAを効率よく摂れるので、焼き魚や煮魚ばかりではなく、お刺身も定期的に食べることをお勧めします。

・クロロゲン酸を摂る
クロロゲン酸とはポリフェノールの1種で、血管の機能を上げる効果があると言われています。クロロゲン酸はコーヒー、ごぼう、ナス、モロヘイヤ、さつまいも、じゃがいもなどに含まれていますが、効率よく摂りたいならクロロゲン酸入りのサプリメントやドリンクを取り入れましょう。

・シナモンを摂る
シナモンには、毛細血管を丈夫にしたり、老化を防いだりする作用があります。摂取量は1日小さじ1杯(0.6g)程度でOKですので、コーヒーや紅茶に入れたり、料理の隠し味に入れたりしてこまめに利用しましょう。

肌の健康を保つためには、体の内側からケアをすることが必要不可欠です。栄養を運べる健康な血管をキープするためにも、しっかりと対策をはじめていきましょう!

Profile このコラムは私が担当しました!

笠井 美貴子

笠井 美貴子先生かさい みきこ

シロノクリニック銀座

丁寧なカウンセリングと豊富な知識に基づく確かな治療で、多くの患者様から厚い信頼を獲得。 美への探究心が強く、結果に差がつく高い技術と気さくな人柄で心身共にトータルで美を提供します。

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