ダイエットにお勧め「温野菜」得られるメリットと最適な食べ方
公開日:2018/09/12 / 最終更新日:2022/06/08
「ダイエットしたいから炭水化物をセーブして、なるべく野菜を食べるようにしている」という女性は多いもの。その際に、野菜を加熱してから食べると、さらに体に良い効果が期待できます。
では、温野菜にはどのようなメリットがあるのか、ダイエットに最適な食べ方とあわせて見ていきましょう。
ダイエット向き! 温野菜のメリット
・体を冷やしにくい
冷たい生野菜を食べすぎると、体が冷えて代謝が落ちてしまいます。生野菜ではなく温野菜に調理することで、体を冷やさずに食べることができるため、代謝の低下を防ぐことができるのです。
・栄養吸収率が良い
ブロッコリーやキャベツに含まれる鉄分は、加熱することで栄養吸収率がアップします。また、温かい状態で食べると胃腸に負担がかからないため、消化吸収を高めることにもつながります。
・たくさん食べられる
温野菜にするとかさが減るため、たくさんの野菜を食べることができます。「カロリー過多になるのでは?」と思われるかもしれませんが、もともと野菜は低カロリー。摂取カロリーを抑えながら罪悪感なく満足できるため、ストレスを溜めることなくダイエットを続けられます。
ダイエットに適した温野菜の食べ方
・ビタミンCが多いものはレンジ加熱で
ブロッコリーやキャベツなど、ビタミンCが多いものは加熱時間が長くなると栄養素が壊れてしまうため、電子レンジで短時間加熱しましょう。ビタミンCの損失を最低限に防げるため、ダイエット中の肌荒れ防止にも役立ちます。
・βカロテンが多いものは油と一緒に
にんじんやほうれん草などに含まれるβカロテンは、油と一緒に食べることで吸収率が高まります。油で炒めたり、オリーブオイル入りのドレッシングと一緒に食べたりしましょう。
・イモ類やかぼちゃは控えめに
イモ類やかぼちゃは、他の野菜と比べると糖質が多く含まれています。糖質の摂りすぎは肥満の原因になるため、ダイエット中は食べる量を制限しましょう。
・タンパク質の多い食品と一緒に食べる
野菜は栄養豊富の食材ですが、毎食が野菜だけではタンパク質不足になってしまいます。タンパク質は、筋肉や代謝を維持するために欠かせない栄養素。ダイエットには必須となるため、タンパク質の多い食品と野菜をセットで食べるようにしましょう。
タンパク質は鶏ささみや赤身肉、魚類、大豆製品、卵、乳製品に多く含まれています。どれか1つに偏らずに、バランス良く食べることが大切です。
味もさまざまで歯ごたえのある野菜は、ダイエット中の満足感を高めてくれます。栄養たっぷりの野菜を温めて、おいしく効率的にダイエットに励みましょう。