ニキビ悪化の原因はファンデーション!? 負担を減らすメイク方法とは
公開日:2018/09/17 / 最終更新日:2022/06/08
シミやくすみなどをカバーして、肌をキレイに見せてくれるファンデーション。しかし、そのファンデーションの使用によって、ニキビが悪化してしまうことがあります。
その原因は何なのか、ニキビに負担をかけないファンデーションの選び方や使い方とあわせてご紹介します。
ファンデーションによってニキビが悪化する原因とは?
・界面活性剤や油分が肌に負担をかける
ファンデーションにはさまざまな種類がありますが、中でもニキビを悪化させやすいのが、リキッドファンデーションです。リキッドファンデーションには油分が多く含まれているため、油分の変質を防ぐ防腐剤、油分と水分を混じり合わせる界面活性剤も含まれています。これらが肌に負担を与えて、皮膚を健やかに保つためのバリア機能を低下させてしまうのです。
また、ファンデーションに含まれる油分そのものも、ニキビ悪化の原因になります。油分をエサにするアクネ菌の繁殖を招き、炎症をともなう赤ニキビを引き起こしてしまいます。
・クレンジングで落としきれていない
密着度が高いファンデーションは、崩れにくく落ちにくいという性質があるため、「肌をキレイに見せたい」という女性の望みを叶えてくれます。しかしその反面、崩れにくいファンデーションはクレンジングで落ちにくいという性質もあるため注意が必要です。クレンジングでファンデーションが落としきれていないと、毛穴が詰まり、ニキビができやすくなってしまいます。
ニキビに負担をかけないファンデーションの選び方・使い方
・ミネラルファンデーションを使用する
上でもお伝えした通り、油分の多いリキッドファンデーションは肌に負担を与えがちです。
それに対して、ルースタイプのミネラルファンデーションは、油分・防腐剤・界面活性剤が含まれていないものが多くあります。そのため、ニキビに負担をかけずにメイクができるのです。
ただし、ミネラルファンデーションにもさまざまな種類があり、中には油分や防腐剤が入っているタイプもあります。できるだけミネラル100%のファンデーションを選んで、肌に優しいメイクを行いましょう。
・パフやブラシを清潔に保つ
ファンデーションを肌につけるときは、パフやブラシを使用しますよね。しかし、これらのメイクアイテムが汚れていると、いくら肌に優しいファンデーションを使っていても、雑菌の影響でニキビができやすくなってしまいます。メイクに使うパフやブラシは定期的に洗って乾かし、清潔に保っておきましょう。
ベースメイクが原因で毛穴が詰まりやすい、ニキビが悪化しやすいと悩んでいる場合には、メイクアイテムの見直しや丁寧なクレンジングなどが必要になります。
ニキビを隠そうと厚塗りのベースメイクをするのではなく、ニキビがこれ以上増えないような優しいベースメイクを心掛けましょう。