汚れや古い角質をやさしく取り除く「拭き取り化粧水」の使い方
公開日:2018/10/09 / 最終更新日:2022/06/07
化粧水にはさまざまな種類がありますが、中でも「拭き取り化粧水」は、たくさんの効果を持つ優れもの。洗顔後に拭き取り化粧水を使うと、肌の表面がなめらかな状態になり、その後につける化粧水の浸透をアップさせることができます。
肌の調子を整えてくれる拭き取り化粧水の詳しい効果を、正しい使い方とあわせてご紹介します。
「拭き取り化粧水」とは?
製品によっても違いはありますが、拭き取り化粧水には洗顔で落としきれなかった汚れや古い角質を取り除くという働きがあります。この作用はピーリングに似ていますが、拭き取り化粧水はあくまでも化粧水の一種です。水分や保湿成分も含まれているため、肌に負担をかけずに不要なものだけをやさしく取り除くことができます。
通常の化粧水との違いって?
化粧水は肌にうるおいを与えるためのもので、汚れを取り除く作用はありません。一方、拭き取り化粧水にはAHAなどのフルーツ酸、クエン酸などが含まれているものも多いため、古い角質を優しく取り除くことができます。しかし、一般的な化粧水に比べると保湿効果が低いため、拭き取り化粧水を使ったあとは化粧水や乳液などでしっかり保湿することが大切です。
拭き取り化粧水の使い方
STEP1. クレンジングや洗顔をする
まずはクレンジングや洗顔を行い、顔についた不要な汚れを洗い流します。
STEP2. 拭き取り化粧水をコットンに含ませる
コットンに拭き取り化粧水を多めに含ませます。コットン全体がひたひたになるまで、たっぷりと含ませましょう。
STEP3. コットンで気になる部分を優しく拭き取る
汚れや古い角質が気になる部分を、コットンで撫でるように優しく拭き取ります。Tゾーンやあごなどは角質が硬くなりやすいので、とくに入念に拭き取りましょう。拭き取るときは、顔の内側から外側、下から上へ向かってコットンを動かすことがポイントです。また、口元や目元は皮膚が薄く刺激に弱いため、拭き取り化粧水の使用は避けることをお勧めします。
STEP4. 使用後は必ず保湿をする
拭き取り化粧水を使ったあとの肌は乾燥しやすくなっているため、普段から使用している化粧水や乳液などで保湿しましょう。また、朝に拭き取り化粧水を使用した際は、その後の紫外線対策も入念に行ってください。
メーカーや製品によっても拭き取り化粧水の効果や目的が異なるため、今回ご紹介した効果や使い方が全ての拭き取り化粧水に当てはまるわけではないことをご了承ください。
しかし、拭き取り化粧水は、肌に透明感を与えてなめらかな質感に整えてくれる優秀アイテムです。肌のゴワつきやベタつきが気になるときは、いつものスキンケアに拭き取り化粧水をプラスしてみてはいかがでしょうか。