レーザー治療・エイジングエア専門の美容皮膚科シロノクリニック

“洗顔ブラシ”の正しい使い方と使用時の注意点

公開日:2018/09/15 / 最終更新日:2022/06/08

大野 由実大野 由実先生

“洗顔ブラシ”の正しい使い方と使用時の注意点

洗顔ブラシとはその名の通り、洗顔用に作られた極細毛のブラシのこと。細かい毛で顔をムラなく洗うことで、肌にさまざまなメリットをもたらすことができます。
しかし、洗顔ブラシの使い方を間違えていると、かえって肌に負担を与えてしまうことも。肌を傷つけないためにはどう使えば良いのか、洗顔ブラシの効果やメリットとあわせてご紹介します。

洗顔ブラシの効果・メリットとは?

・毛穴の汚れや古い角質をスッキリ落とす
洗顔ブラシで顔を洗うと、細かい毛の1本1本が毛穴や肌に密着します。そのため、手では落としきれない毛穴の汚れや古い角質を、スッキリと洗い落とすことができるのです。肌の余分なものを落とすことで顔がワントーン明るくなり、洗顔後に使う化粧品の浸透も良くなります。

・マッサージ効果がある
洗顔ブラシの柔らかい毛で顔を撫でると、適度なマッサージ効果を与えることができます。血行が促されるため、肌荒れやたるみの予防、むくみの改善などにつながります。
ただし洗顔ブラシを使うと摩擦も加わりやすいため、力を入れずに慎重に扱うことが大切です。

洗顔ブラシの正しい使い方

STEP1. 顔とブラシを濡らしておく
顔と洗顔ブラシが乾いたままだと、ブラシを滑らせた時に肌を大きく傷つけてしまいます。顔は事前に予洗いをして、ブラシはぬるま湯で濡らしておきましょう。また、メイクをした日は必ず洗顔前にクレンジングをしておいてください。

STEP2. 洗顔料を泡立てておく
泡立てネットなどを使用して、洗顔料をしっかり泡立てておきます。ちなみに洗顔料を洗顔ブラシに直接つけるのはNGです。なぜなら洗顔ブラシでは洗顔料をうまく泡立てられず、洗い上がりにもムラができてしまうため。そして洗顔料の泡は、普段よりやや多めに作っておきましょう。泡がクッションになり、肌への摩擦を減らすことができます。

STEP3. 泡を顔に乗せる
洗顔料が泡立ったら、その泡を顔に乗せていきます。額・鼻・両頬・あごの5点にたっぷり乗せましょう。

STEP4. 洗顔ブラシを優しく滑らせる
顔に乗せた泡の上から、洗顔ブラシで優しくマッサージしていきましょう。ブラシは押し付けずに、軽く撫でるように動かすことがポイントです。また、皮脂の多いTゾーン→乾燥しやすいUゾーンの順番で洗いましょう。

STEP5.ぬるま湯ですすぐ
洗顔ブラシを使い終わったら、ぬるま湯で洗顔料を丁寧にすすぎ流します。泡をいつもより多めに使っているので、髪の生え際やフェイスラインまでしっかりすすぐことが大切です。
※洗顔ブラシを使う頻度は、週に1~2回がお勧めです。

まずは週に1回から始めて、その後の肌の様子を見ながら回数を調節してください。

洗顔ブラシはメリットがたくさんある便利アイテムですが、急いで使って強く押し当てたり、保管が不清潔になっていたりしては意味がありません。魅力の多い洗顔ブラシですが、使い方や保管方法にも十分注意して、健康な素肌を守っていきましょう。

Profile このコラムは私が担当しました!

大野 由実

大野 由実先生おおの ゆみ

シロノクリニック恵比寿

豊富な知識と経験に基づく、的確かつ丁寧なカウンセリングが人気。最新技術の更新に積極的で、ドクター陣からの信頼も厚く、指導も兼務。 注入やたるみ治療など、豊富な経験が物を言う治療法を熟知しています。

大野 由実先生の治療が受けられるのはこちら

シロノクリニック恵比寿院

シロノクリニック恵比寿院

〒150−0012

東京都渋谷区広尾1-1-40恵比寿プライムスクエアプラザ2F

0120-114-422