背中は自分では手が届きづらいパーツのため、レーザーによる医療脱毛を受けられる方がたくさんいらっしゃいます。しかし「背中ニキビがあるから、脱毛を諦めている」という方も多いもの。はたして背中ニキビがあると本当に脱毛できないのでしょうか？レーザー脱毛が背中ニキビに与える影響とともに、詳しくみていきましょう。

背中ニキビがあるときはレーザー脱毛できない？

背中ニキビがあるからといって、必ずしもレーザー脱毛ができないとは限りません。可能かどうか判断の基準となるのは、ニキビができている範囲や量です。わずかなニキビが部分的にできているだけであれば、その部分を避けてレーザーを照射します。

しかし、広範囲に多くのニキビがある場合は、レーザーによってダメージを受ける恐れがあるため、脱毛を控えた方が安心です。まずはニキビ治療を行い、改善してからの脱毛が望ましいでしょう。ホルモンバランスの乱れも背中ニキビの原因になりますから、正しいスキンケアと同時に十分な睡眠やストレス対策も意識してみてください。

レーザー脱毛には背中ニキビを予防する効果もある？

「背中ニキビが改善しても、レーザー脱毛を受けると再びニキビができてしまうのでは？」と不安に思う方も多いかもしれません。しかし、脱毛をするとかえってニキビができにく状態になります。その理由は、照射するレーザーに殺菌・抗炎症作用があるためです。これにより背中ニキビの原因菌を減らす効果が期待できます。
また、ムダ毛がなくなることで、毛穴が引き締まり、雑菌が繁殖しにくくなることもニキビの予防につながります。もちろん脱毛後にも背中ニキビができることはありますが、脱毛で悪化する可能性は低いといえます。

レーザー脱毛中に肌トラブルが起きたら？

レーザー脱毛は医療行為のため、美容皮膚科などの医療機関でしか受けられません。万が一肌トラブルが起きても、すぐに治療ができますから、安心して施術を受けていただけます。

判断できない時は気軽に相談を

背中は自分の目で確認しづらいため、ニキビの出来ている範囲や量はわかりにくいもの。「自分の状態で脱毛できるかわからない…」という方も多いでしょう。
その場合は、お気軽に美容皮膚科にご相談ください。もし多くの背中ニキビができている場合は、そんまま治療をうけることも可能です。「脱毛したいけど…どうなのかな」といったモヤモヤをスッキリさせるためにも、足を運んでみてくださいね。