お腹の横じわは「猫背線」!? 発生のメカニズムと改善方法
公開日:2018/10/22 / 最終更新日:2022/06/06
「太っているわけではないのに、お腹に横線ができている...…」という方も多いのではないでしょうか。いつできたか分からないなぞの横線は、とても気になりますよね。
実は、その横線には「猫背」が関係している可能性があります。なぜ猫背だとお腹に線が入ってしまうのか、対策方法とあわせて詳しく探ってみましょう。
【猫背線とは?どんな人にできやすい?】
「猫背線」とは、長時間の猫背が原因でできるお腹の横線のことです。猫背でいる時間が長いとお腹の皮膚がたるみ、圧迫された部分に横ジワができてしまうのです。この猫背線は体型などにあまり関係がなく、太っている人にも痩せている人にも見られます。ただ、肥満の人は脂肪が重なるために猫背線ができやすく、さらに濃くなりやすい傾向があります。
なお、できたばかりの猫背線は赤く痕がついているだけですが、長期間そのまま皮膚を圧迫し続けていると色素沈着を起こし、茶色がかった線になってしまうことも。1度色素沈着を起こすとなかなか改善しにくくなるため、早めの対策をしていきましょう。
【猫背線を消すための対策方法】
≪姿勢を良くする≫
猫背線を消すためにはまず、姿勢を改善する必要があります。しかし、女性は筋力不足によって猫背になりやすいと言われています。以下のようなストレッチや筋トレを行い、身体の内側から姿勢を矯正していきましょう。
~背筋を伸ばすストレッチ~
1.壁から30センチ離れた場所に立ち、両手を壁につける
2.顔を天井に向けて、背中をぐーっと反らす
3.そのまま自然な呼吸をくり返しながら20秒キープ
~背筋を鍛えるトレーニング~
1.床やベッドにうつ伏せになる
2.背筋を使って上体を起こす
3.そのまま5秒キープしたら、1の状態に戻す
4.このサイクルを10回ほどくり返す
ストレッチとトレーニングで背筋を刺激することで、普段の姿勢も改善されやすくなります。筋力不足を実感している方は、積極的に行ってみてはいかがでしょうか。
≪皮膚の新陳代謝を高める≫
猫背線の改善・予防には、お腹のスキンケアも有効です。保湿をして肌のターンオーバーを正常に保つことで、しわがつきにくい肌に整えることができます。また、すでに色素沈着してしまった茶色い猫背線には、ビタミンC誘導体などが配合された美白化粧品でのケアがお勧めです。血行が良くなっているお風呂上がりに、保湿と美白のケア合わせて行いましょう。
あまり知られていない猫背線についてご紹介しました。たとえウエストがくびれていても、猫背線があると自信を持って露出できないもの。水着の季節に向けて、今から対策をしてみてはいかがでしょうか。