美白化粧品はどう選ぶ? 化粧品の美白成分について

公開日:2017/01/12 / 最終更新日:2019/08/20

笠井 美貴子笠井 美貴子先生

美白化粧品はどう選ぶ? 化粧品の美白成分について

ポカポカと暖かな陽気の日が増えてきましたね。日差しはまだ穏やかですが、冬に比べて紫外線量が急激に増える季節です。日中の紫外線対策はしっかりと行うようにしたいですね。

日焼け止めなどで紫外線カットすることと併せて積極的に取り入れたいのが、美白成分を含む基礎化粧品です。冬の間は保湿成分に注目していた方が多いと思いますが、これからの季節は保湿だけでなく美白成分にもしっかりと注目することをお勧めします。

美容皮膚科 シロノクリニック銀座 笠井美貴子副院長が、化粧品の美白成分についてお伝えします。

美白成分の働きには2種類ある!

「美白効果」を謳う化粧水や美容液の成分にも、さまざまなものがあります。どれを選べば良いのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。

これらの美白成分は、その働きによって大きく「メラニン色素の生成を抑える」ものと「作られたメラニン色素を還元する」ものの2種類に分けることができます。

つまり、ひとくくりに「美白化粧品」と言っても、含まれている成分によって、「シミやそばかすを予防する」効果の高いものと、「できてしまったシミやそばかすを薄くする」効果の高いものがあるということ。その美白化粧品を使うことでどのような効果をより期待するかによって、選ぶべき成分が変わってくると言えます。

それぞれの働きを持つ美白成分は?

では具体的に、それぞれの働きを持つ美白成分には主にどのようなものがあるかを見ていきましょう。

【メラニンの生成を抑える成分】

・ビタミンC誘導体
・ハイドロキノン
・アルブチン
・エラグ酸
・トラネキサム酸
・リノール酸S
など

【メラニンを還元する働きのある成分】

・ビタミンC誘導体
・ハイドロキノン

こうして並べて書くと、「おや?」と思われた方もいらっしゃるかもしれませんね。実は「ビタミンC誘導体」と「ハイドロキノン」は、メラニン生成抑制とメラニン還元どちらの作用も持つ成分です。

ハイドロキノンは効果が高い分、安定性の悪さや刺激の強さなどの問題があり、以前は皮膚科などでの処方のみに使用が限られていました。現在では化粧品への配合も認められていますが、濃度に制限があります。そう考えると、多くの美白化粧品にビタミンC誘導体が配合されている理由が納得できますね。

美白化粧品を選ぶ際には、主な目的が予防なのか改善なのかを考えた上で、配合されている成分や量などについても注目することをお勧めします。

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笠井 美貴子

笠井 美貴子先生かさい みきこ

シロノクリニック銀座

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