夏の疲れをリセット! 自分でできる足裏マッサージ
公開日:2019/07/11 / 最終更新日:2022/05/20
ジリジリと太陽が照りつける夏は冷房のかかった室内で過ごす時間が増え、体を動かす機会が減り、老廃物が体に溜まりやすく疲れを感じやすくなります。
今回は、そんな夏の疲れを和らげるために自宅で簡単にできる足裏マッサージについてご紹介します。疲れが溜まった体をリセットしましょう。
夏に疲れを感じやすい理由
冷房の入った場所にいるとき、少し肌寒いと感じたことはありませんか。実は、室内と屋外で気温の差が大きくなればなるほど、私たちは体力を消耗してしまいます。冷房の部屋で寒いと感じる状態が長く続くと体は次第にストレスを感じ始め、自律神経の乱れにつながります。自律神経が乱れると血流が悪化し、疲労物質や乳酸が体内に溜まったままになり、疲れを感じやすくなります。
足裏の反射区を刺激して疲れをリセット
夏の間に溜まった疲労や夏バテ気味の体を少しでも軽くしたい方は、足裏のマッサージを行うのがお勧めです。簡単な流れを覚えて、気が向いたときに実践してみましょう。
・反射区とは
足裏には腎臓や内蔵、頭や目などとつながっている箇所があり、それらを反射区と呼びます。点ではなく面が範囲となっているのがツボとの違いです。
足裏の反射区を押したり足裏のマッサージを行ったりすることで、腎臓などの内臓の活性化を期待することができます。足裏の反射区は調べればすぐに画像で確認することができるため、胃や腸、首や頭など、気になる部分の反射区をマッサージしてみてはいかがでしょうか。
・足裏マッサージの方法
反射区にこだわらず、足裏全体をマッサージすることも疲労を和らげるには効果的です。
まずは自分の足裏を触って、冷たくなっている箇所や硬くなっている箇所がないかを確認し、あればゆっくりともみほぐします。
足裏のマッサージでポイントとなるのは圧の加え方です。手の指でそのまま押しても良いですが、指の関節を使うことでより効率よく力を加えることができます。滑りをよくするためにボディクリームやオイルを使用するのもお勧めです。
基本的には足裏全体をマッサージすることを意識して行いますが、最初と最後に腎臓から尿管の反射区を刺激してあげると、体内に溜まった老廃物を排出するための流れを作ることができます。足裏全体をもみほぐしたら、指や足首をくるくるとまわしてリンパの流れをよくしましょう。足全体が軽くなり、むくみや疲れが緩和されます。
足裏のマッサージはお風呂に浸かりながら、または就寝前など好きなときにでき、気軽に続けやすいのがポイントです。普段から老廃物を流す工夫を行えば、疲れを溜めてしまいやすい夏もスッキリと過ごすことができるでしょう。