レーザー治療・エイジングエア専門の美容皮膚科シロノクリニック

夏に流行しやすい? 気管支炎が起きる原因や特徴

公開日:2017/12/21 / 最終更新日:2019/10/16

大野 由実大野 由実先生

夏に流行しやすい? 気管支炎が起きる原因や特徴

夏場は空調のききすぎや生活リズムの変化などで体調不良が起きやすい季節です。夏バテで疲れているところに気管支炎が引き起こされると、重症化しやすいといえます。気管支炎が起きる原因や、気管支炎の特徴についてお伝えします。

気管支の位置や役割

口や鼻から吸い込んだ空気は、のどから気管を通して肺へと送り込まれます。気管支は気管から枝分かれした部分のことです。気管支の内部には細かい線毛が生えており、粘液が分泌しています。粘液のはたらきや線毛が絶え間なく細かく動く動作によって、ちりやほこりなどに混ざって細菌や雑菌などが体内に入り込むことを防ぐ役割を持っています。

気管支炎の特徴とは

気管支が何らかの原因によって炎症を起こした状態になると、咳や淡などが発生します。首や背中に違和感が起きたり、胸の痛みや肩こりを感じたり、全身の倦怠感などが引き起こされることも。
気管支炎の症状が慢性化すると、呼吸困難に陥って体を動かすことが難しく、最悪の場合は寝たきりなどの症状に発展することもあります。風邪の症状と見分けることが難しいため、風邪薬を飲んでも症状が改善しない、何週間にもわたって咳が続くなどの症状があるときは気管支炎を疑ってみましょう。

気管支炎が起きる原因は?

気管支炎が起きる原因として考えられるものが細菌やウイルスの存在です。インフルエンザウィルス、マイコプラズマ、肺炎球菌などのウイルスは気管支炎を引き起こす原因となることがわかっています。また、ウイルスが直接的な原因となって引き起こされる急性気管支炎の他にも、アレルギー体質や加齢による免疫力の低下などによって慢性的な気管支炎が起こる場合があります。さらに、夏場の気温上昇に伴い、寝苦しい夜が続くと睡眠不足により免疫力が低下しやすくなります。
その他にも、空調の使用による空気の乾燥や、空調のフィルターの掃除不足によってカビが繁殖するなどの不潔な状態を放置しておくと、気管支炎の症状が悪化しやすいでしょう。

気管支炎を防止するには

気管支炎を防止するためには、規則正しい生活を心掛けることが大切です。冷房などを使用する際は室内の湿度に気を配って、下がり過ぎないように調節し、マスクを装着するなどして気管を保護するようにすると安心です。

気になる症状がある時は早めに病院で治療を受けてください。

Profile このコラムは私が担当しました!

大野 由実

大野 由実先生おおの ゆみ

シロノクリニック恵比寿

豊富な知識と経験に基づく、的確かつ丁寧なカウンセリングが人気。最新技術の更新に積極的で、ドクター陣からの信頼も厚く、指導も兼務。 注入やたるみ治療など、豊富な経験が物を言う治療法を熟知しています。

大野 由実先生の治療が受けられるのはこちら

シロノクリニック恵比寿院

シロノクリニック恵比寿院

〒150−0012

東京都渋谷区広尾1-1-40恵比寿プライムスクエアプラザ2F

0120-114-422