噛み合わせの改善がダイエットにいい? 痩せる理由とは
公開日:2018/01/09 / 最終更新日:2022/09/09
「噛み合わせ」と「ダイエット」一見何の関係性もないように思えるこの2つですが、噛み合わせを改善するとダイエットに嬉しい効果があると言われています。
それは何故なのか、噛み合わせを改善する方法とあわせてご紹介します。
噛み合わせを改善すると痩せやすくなる理由
・満腹感が得やすくなる
噛み合わせが改善されると、食事中の噛む回数が自然と増えます。噛むことが苦痛にならないため、無意識のうちによく噛んで食べられるようになります。咀嚼回数が増えることで満腹感を得やすくなり、普段の食事量より少ない量で満腹中枢を刺激できるのです。過食を防ぐことにもつながり、1日の食事量を減らすことができます。
・食べ物が消化しやすくなる
よく噛んで食べるということは、食べ物が細かく刻まれて胃腸に届くということ。さらに噛んでいる最中には唾液がたくさん出るため、消化酵素も多く分泌されます。このおかげで食べ物の消化が良くなり、胃腸の動きもスムーズになります。つまり内臓の働きが良くなることで代謝がアップし、効率よく栄養分だけを吸収でき、不要なものは排出できる体になるのです。
・太りにくい食べ物を選べるようになる
噛み合わせが悪いと、ラーメンやパンなど、柔らかくて食べやすいものを選んでしまいがちになる方も少なくありません。結果的に炭水化物中心の生活になり、塩分や糖分を多く摂取して太りやすくなってしまうのです。しかし噛み合わせが良くなると噛むことが苦痛出ないと感じるケースも多く、日本食を中心とした「食べにくい」と思われがちな食事にも目が向きやすくなります。よく噛んで栄養のあるものを食べるようになることで、バランスよく栄養分を補給できるようになり、健康的に太らない食事を摂ることができるのです。
今すぐ始めたい! 噛み合わせを良くする方法
では、噛み合わせを良くするにはどのような対策が必要なのでしょうか? 歯科矯正などでしっかりと骨を矯正するのが一番確実な方法ですが、コストと時間がかかることで懸念されることも多いでしょう。まずは自分の意識を変えてコストをかけず、日常生活でできる噛み合わせの改善方法を実践してみてください。
・口呼吸をやめて鼻呼吸をする
口呼吸をすると口が開く分、前歯が前に飛び出て徐々に噛み合わせが悪くなってしまうこともあります。普段から意識して口を閉じ、鼻で呼吸をするようにしましょう。
・姿勢を良くする
猫背になっていたり、姿勢が左右どちらかに傾いていたりすると、体内の軸が歪んで噛み合わせも悪くなってしまいます。あごを引き、背筋をまっすぐに伸ばした姿勢をキープするように意識してみてください。仕事中やテレビを見ている時などに意識するなど、まずは意識することから始めましょう。
・頬杖をつかない
頬杖をつくと、横側の歯が押されて噛み合わせが悪くなります。作業中などについつい肘をついてしまうという人も、まずは日常生活の見直しからかみ合わせの悪化を予防してみてください。