ランニングでバストが崩れる!?その理由と予防法とは
公開日:2018/01/28 / 最終更新日:2022/09/09
ランニングは健康に良く、さらにはダイエット効果をもたらしてくれる有酸素運動です。「すぐに結果を出したい」という方は、ランニングをダイエットに取り入れられる方も多いでしょう。しかし、間違った方法でランニングをしていると、バストが垂れたり、サイズが小さくなってしまったりするのをご存じでしたか?
ランニングでバスト崩れが起きる理由と、それを防ぐ対策方法をご紹介します。
ランニングでバストが崩れてしまう理由
・クーパー靭帯が伸びる
ランニングの最中は、身体の揺れと共に胸が小刻みに揺れています。実はその揺れが、バストの下垂を招く原因になってしまうのです。大胸筋と乳房を繋いでいるクーパー靭帯が揺れによって伸びることで、バストが垂れてきて、結果的に形が崩れてしまいます。
・脂肪が流れる
乳房に詰まっている脂肪には、「流動性」のその場所に固定されているわけではない脂肪があります。そのため、ランニングで胸が揺れると脂肪が脇や背中などに流れてしまい、バストの型崩れやサイズダウンを招いてしまうのです。
・脂肪が燃焼される
ランニングは脂肪燃焼効果が高く、ダイエットには最適な運動です。しかし残念ながらバストの脂肪も同時に燃やすため、胸のサイズを小さくしてしまいます。
ランニングからバストをキープするには
いくらバストが減少する可能性があるといっても、効果的に脂肪を燃焼できるランニングをダイエットから外すのは「痛い」ですよね。そんな方は、以下の方法でバストの減少を防ぎましょう!
・スポーツブラでバストを固定する
上記のようなバスト崩れを招かないためには、「ランニング中のバストの揺れを最小限に抑えること」が何より重要です。そこで身につけたいのが、バスト全体を固定するスポーツブラ。普段身につける通常のブラジャーはバストを横と下から支えるのみで、揺れ対策には適していません。しかしスポーツブラはバスト全体を覆うため、揺れを最小限に抑えてくれるのです。ただしスポーツブラでも、サイズが合っていないとNG。試着をしたら少し上下に動き、バストの揺れが抑えられていることを確かめてから購入しましょう。
・大胸筋を鍛える
大胸筋とは、バストの真下にある大きな筋肉のこと。この部分を鍛えることでクーパー靭帯とのつながりが強くなり、バストが垂れ下がるのを防ぐことができます。また、大胸筋が鍛えられていると、バストの揺れを防ぐ効果も! 両手を胸の前で合わせる合掌のポーズや腕立て伏せなどで、大胸筋をこまめに鍛えるようにしましょう。
・姿勢を正して走る
猫背や反り腰など、悪い姿勢でランニングをしていると、バストへの負担が増えて型崩れの原因になります。ランニング時はあごを軽く引き、背骨をまっすぐ伸ばした状態で走るようにしましょう。また、身体が左右に揺れると、バストのバランスにも悪影響を与えてしまいます。身体がブレないように、一本の線の上を進むようなイメージで走りましょう。
・バストアップマッサージをする
ランニングをした日はバストを下から上、脇から内側へとかき集めるようにマッサージをしてあげましょう。流れ出た脂肪を、もとに戻すようなイメージで行うと効果的です。湯船の中やお風呂上がりにマッサージをすると、さらに良いです。身体が温まると脂肪が動きやすくなるため、バストアップ効果がよりいっそう高まりますよ。
バストを守りながら健康に痩せるためにも、ぜひ実行してみてくださいね!