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「炎症の悪化」が引き金?ニキビがニキビ跡になってしまう原因

公開日:2018/01/19 / 最終更新日:2018/01/19

城野 親徳城野 親徳総院長

ニキビ跡ができるのは、ニキビの炎症が悪化したことが原因です。
炎症によって皮膚組織に大きなダメージが加わると、その組織を治すために毛細血管が集中し、赤く見えるようになるのです。
また肌に強いダメージが加わるとメラニンの生成が促され、色素沈着によるニキビ跡もできてしまいます。では、ニキビ跡の発生をできるだけ防ぐために、ニキビの炎症が悪化する原因を、以下から詳しく見ていきましょう。

ニキビの炎症を悪化させてニキビ跡を作ってしまう原因

≪間違ったスキンケア≫
肌を洗い過ぎていたり、保湿ケアを怠るなどしていると、肌環境が悪くなり、ニキビの炎症を引き起こしてしまいます。肌が乾燥し、バリア機能が低下した影響によって「肌を守らなくては」という免疫反応が過剰に働き、炎症を悪化させてしまうのです。

≪外部刺激≫
ニキビを早く治したいからといって、指などでニキビを潰してしまっていませんか?
その刺激は過剰な免疫反応を引き起こすため、炎症を悪化させる原因になります。また、潰した傷口から雑菌が侵入することも、症状を悪化させてニキビ跡ができる原因になってしまいます。
ニキビができているときのスキンケアは、いつも以上に優しく丁寧におこなうことが大切です。ニキビをいじり過ぎずに、最低限の保湿ケアで改善を目指しましょう。なお、ニキビには抗炎症作用のあるニキビ治療薬を用いることをオススメします。

≪偏った食生活≫
食生活とニキビの炎症には、一見の関係性もないように思えることでしょう。
しかし偏った食生活を送っていると免疫システムが弱まって炎症が起こりやすくなります。
特に肉類・白砂糖・餅・リノール酸の多い植物油、動物性脂肪などを摂り過ぎると、炎症が悪化しやすくなるといわれています。これらは控え目にして、野菜や魚中心のバランスの良い食事を心掛けましょう。

≪睡眠不足≫
睡眠不足も免疫システムの低下を招くため、結果的にニキビ跡ができる原因になってしまいます。また、睡眠不足は自律神経やホルモンバランスの乱れも招きます。肌質を悪化させることにつながりますから、日頃から十分な睡眠を心掛けるようにしましょう。

ニキビができたからといって、必ずニキビ跡ができるとおいうわけではありません。大切なのは、ニキビの炎症を悪化させないことです。上でお伝えしたような行為はできるだけ避けて、ニキビ跡の予防につなげていきましょう。

Profile このコラムは私が担当しました!

城野 親徳

城野 親徳総院長しろのよしのり

シロノクリニック恵比寿

皮膚科領域のレーザー治療について、国内屈指の症例数を持つ、美容レーザーのパイオニア。 ドクターズコスメを開発・提供する株式会社ドクターシーラボ創設者・名誉会長・商品開発顧問でもあります。

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