春に起こる敏感肌…一体どうして?
公開日:2020/05/09 / 最終更新日:2024/03/13
春本番を迎え、暖かく過ごしやすい時期となりました。ですが、春になると敏感肌になってしまい、肌トラブルが尽きない…とお悩みの方も少なくありません。春先は肌のコンディションが不安定になりがちなシーズン。その原因は一体どこにあるのでしょうか?今回は、春に起こす敏感肌の原因についていくつかご紹介します。
春になると敏感肌になる原因とは?
■花粉やほこり、PM2.5などのアレルゲン
春になると肌がかゆくなったり、ヒリヒリしたりする…という方は、アレルゲン物質による肌荒れの可能性があります。
春といえば、「春一番」のような強風が吹くことが多い季節です。この強い風に乗って花粉やほこり、PM2.5といったアレルゲン物質が大量に舞い上がっています。同時に気温の上昇と共に顔の皮脂分泌量は右肩上がりに。すると顔の上でアレルゲン物質と皮脂が混ざり合い、アレルギー反応を引き起こしてしまうのです。
■紫外線・寒暖差によるダメージ
春は紫外線の降り注ぐ量がくんと増える季節。ですが、夏場に比べると日焼け止めや帽子、サングラスなどのUVケアを徹底していないという方も多いのではないでしょうか?紫外線に対して無防備な状態でいると、肌に大きなダメージを与え、敏感肌に傾いてしまうことも珍しくありません。
それと加えて、春先は寒暖差が大きいため免疫力が下がりやすい時期でもあります。すると皮膚の水分と油分のバランスが崩れ、肌トラブルを引き起こしてしまうのです。
■環境の変化に伴うストレス
春といえば卒業や入学、転職、引っ越しなど様々なライフイベントの変化を迎える方も多い季節ですね。環境の変化に伴って、無意識のうちにストレスを感じている方も少なくありません。しかし、早く新しい環境に慣れようとつい頑張りすぎて、疲れが蓄積し体調を崩しがちになってしまう方も…。
ストレスや体の疲れは、ホルモンバランスの乱れを引き起こす大きな原因です。ホルモンバランスが乱れると、肌を外部刺激から守る「バリア機能」の働きが低下してしまいます。その結果、肌のザラツキやフェイスラインのニキビといった肌トラブルが起こりやすい状態につながるのです。
スキンケアの方法やアイテムを変えていないのに、なぜが肌の調子が悪い…という方は、この季節ならではの外的刺激や環境の変化が原因かもしれません。肌トラブルがない、健康な肌を取り戻すために、今回ご紹介した内容をぜひ参考にして下さい。