パイナップルでダイエット!?驚きの効果と食べ方
公開日:2020/02/26 / 最終更新日:2024/03/13
ダイエットに役立つ食品はたくさんあり、パイナップルもその1つだといわれています。甘くてジューシーなパイナップルにダイエット効果があるなんて、なんだか意外ですよね。どのような栄養素がダイエットに働きかけるのか、効果的な食べ方とあわせてチェックしてみましょう。
パイナップルのダイエット効果
■「ブロメライン」がタンパク質の消化吸収を助ける
パイナップルには、タンパク質分解酵素のブロメラインが含まれています。ブロメラインを摂取するとタンパク質の消化が助けられ、体に効率よく吸収できます。タンパク質は代謝を保つ材料になりますから、ダイエット面にも大きなメリットがあるといえるでしょう。
■「ビタミンB1」が糖質の代謝を助ける
パイナップルに含まれるビタミンB1には、糖質の代謝を助ける働きがあります。体内の糖をエネルギーとして消費しやすくなるため、脂肪の蓄積を防ぐ効果が期待できます。
■「食物繊維」が排便を促す
ダイエット中は、食事内容の変化によって、便秘に悩まされる方が多いもの。そんな便秘の予防や改善にもパイナップルが役立ちます。パイナップルに豊富に含まれる不溶性食物繊維が腸を適度に刺激し、排便をスムーズにしてくれるのです。
■「ビタミンC」や「セラミド」が美肌を保つ
パイナップルには、コラーゲンの生成を助けるビタミンCや肌のバリア機能を保つために欠かせないセラミドが含まれているため、ダイエット中の肌荒れ予防に効果的です。シミやくすみを防ぎたい人、ハリのある肌を保ちたい人にもオススメです。
パイナップルダイエットのやり方・注意点
■必ず生のパイナップルを食べる
タンパク質分解酵素のブロメラインは60℃以上になると活性を失うため、缶詰や加熱したものはダイエットに適していません。特に缶詰は、砂糖を加えているので余計なエネルギーを摂ることになってしまいます。ダイエット効果を得たい場合は、必ず生のパイナップルを食べるようにしましょう。
■朝食をパイナップルに置き換える
朝食をパイナップルに置き換えると、消化器官が働きやすくなり、排泄もスムーズになります。パイナップルだけを食べるか、豆乳とミキサーにかけたミックスジュースを飲むことをオススメします。※市販のパインジュースは加熱加工されているので、必ず生のパイナップルを使いましょう。
■食前にパイナップルを食べる
置き換えダイエットが難しい場合は、食前にパイナップルを食べてもOKです。食前に食べておくことで満腹感が得られやすくなう上に、食事に含まれるたんぱく質の消化が促され、効率よく体に吸収できます。
■冷たいパイナップルは食べ過ぎNG
南国原産のパイナップルには、体を冷やす作用があります。冷蔵庫で冷やしたパイナップルは体をより冷やすので、できるだけ常温のものを頂きましょう。
パイナップルダイエットを成功させるためには、食べ方に注意が必要です。ご紹介したポイントを守りながら健康的なダイエットを続けてくださいね。