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寒暖差が肌荒れの原因かも…肌の代謝に関わるメカニズムとは

公開日:2019/10/29 / 最終更新日:2019/10/29

城野 親徳城野 親徳総院長

肌荒れの原因は多種に渡りますが、その中の1つの寒暖差が挙げられるってご存知でしたか?一見何のつながりも無いように思える寒暖差と肌には、実は深い関係性があることが明らかになっています。寒暖差が激しい今だからこそ、どのようなメカニズムが肌荒れを引き起こすのか、対策方法と一緒にチェックしてみましょう。

寒暖差で肌荒れが起きる理由とは

日中は気温が高いのに、夜は驚くほど気温が低くなる…暖かい日が続いたのに、急に冷え込む…。
そんな寒暖差が肌荒れにつながるのは、変化する気温に体温が対応できないためです。
自律神経やホルモンバランス、皮膚の代謝が乱れることで、肌のバリア機能や保湿機能が低下し、外部刺激に弱い肌になってしまいます。その結果、ちょっとした刺激にも敏感に反応し、かゆみや赤み、ニキビなどの肌荒れにつながってしまうのです。

寒暖差による肌荒れを防ぐには

■寒暖差に対応できる服装を心がける
寒暖差が激しい時期は、服装に注意したいもの。たとえば暑くなったらすぐに1枚脱げるような服装にする、冷えてきたらすぐに羽織れるようなカーディガンを持ち歩くなど、温度変化に対応できる着こなしを心がけましょう。急な冷え対策には、ストール・腹巻・カイロなども効果的です。

■十分な保湿でバリア機能を高める
寒暖差でダメージを受けるのは、肌のバリア機能や保湿機能です。ダメージを受けるほど乾燥しがちになりますから、十分な保湿でバリア機能を高めましょう。肌を傷つけないように優しく丁寧なケアを意識してください。

■ぬるめのお湯でゆっくり入浴する
38~40℃のぬるめのお湯で入浴すると副交感神経が優位になり、自律神経の乱れが整いやすくなります。寒暖差が激しいシーズンは夜冷え込みますから、シャワーは避けて、湯船にゆっくり浸かりましょう。血行が良くなるので、肌の代謝を上げる効果も期待できます。

■十分な睡眠をとる
適切なスキンケアや積極的な温活を心がけていても、睡眠が不足していると肌の回復力が低下し、寒暖差に負けやすい肌になってしまいます。季節の変わり目は、ただでさえ心身に負担がかかりやすいもの。夜ふかしは控えて、早めの就寝を心がけましょう。

季節の変わり目は、「なんだか肌の調子がおかし」と感じる方が多いもの。その理由には、寒暖差も大きく関係しています。寒さと暑さの差をできるだけ減らす工夫を取り入れて、季節の変わり目もキレイな肌を維持していきたいですね。

Profile このコラムは私が担当しました!

城野 親徳

城野 親徳総院長しろのよしのり

シロノクリニック恵比寿

皮膚科領域のレーザー治療について、国内屈指の症例数を持つ、美容レーザーのパイオニア。 ドクターズコスメを開発・提供する株式会社ドクターシーラボ創設者・名誉会長・商品開発顧問でもあります。

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