正しい使い方が大切!まつ毛育毛剤を使うときの注意ポイント
公開日:2019/07/24 / 最終更新日:2019/07/24
まつ毛が少ない・短いなどのお悩みがある方には、まつ毛育毛剤が効果的です。ただし、医薬品であるまつ毛育毛剤は、正しく使わないと思わぬトラブルを招くことも。まつ毛をしっかり濃く、育てるために、まつ毛育毛剤の特徴や正しい使い方を知っておきましょう。
まつ毛育毛剤とは?まつ毛美容液との違い
まつ毛育毛剤は、まつ毛の育毛を促すアイテムです。ドラックストアなどで購入できるまつ毛美容液は、あくまでもまつ毛をトリートントするだけで育毛効果がありません。自分のまつ毛をしっかりと濃く長くしたい方には、まつ毛育毛剤がオススメです。
まつ毛美容液は、化粧品に分類されるのに対して、当院で導入しているまつ毛育毛剤は医師の処方が必要な医薬品にあたります。効果の高さは実証されていますが、正しく使わないとトラブルを招くことがあるので、事前にしっかり確認しておきましょう。
まつ毛育毛剤を使う際の注意点
■まぶたに育毛剤がつかないようにする
まつ毛育毛剤には、ビマトプロストという成分が含まれています。ビマトプロストは皮膚に付着すると色素沈着を招く恐れがありますので、使用の際はできるだけまぶたにつかないように注意しましょう。専用のブラシや清潔な綿棒でまつ毛の生え際にのみ塗布することがポイントです。
■使用料を守る
育毛剤を一気にたくさん塗布すると、目に入ったり、周りの皮膚に広がったりしてしまいます。目に入っても害はありませんが、トラブルを避けるために適量を使うようにしましょう。使用量は片目1回につき、一滴で十分です。もし液が余った場合は、ティッシュで優しく拭きとって広がらないようにしてください。
■下まつ毛には使用しない
下まつ毛に育毛剤をつけると、目の構造上、まぶたに育毛剤が広がる危険性があります。上のまつげに育毛剤を塗った後、数回まばたきをすれば下まつ毛にも育毛剤が付着するので、あえて下まつ毛に塗らなくてもOKです。色素沈着の原因になりますから、下まつ毛への使用は避けましょう。
■就寝前にしっかり乾かす
まつ毛育毛剤は、夜の洗顔後の塗布が推奨されています。ただし、乾かないまま就寝すると、枕などとこすれて育毛剤が周囲に広がる恐れがあります。育毛剤をつけたあとはしばらく待ち、しっかり乾かしてから就寝することがポイントです。すぐに寝ない場合でも目を触って広げないように注意して下さい。
まつ毛育毛剤はまつ毛を育ててくれる嬉しいアイテムですが、使い方を間違えると色素沈着などの原因になってしまいます。真許の美しさを損なわないために、正しく丁寧に使用しましょう。