ピーナッツを食べるとニキビができる…この噂の真相と注意点
公開日:2018/06/15 / 最終更新日:2018/06/15
「ピーナッツを食べるとニキビができる」という噂を耳にしたことがある方は多いでしょう。ピーナッツといえば、小腹がすいたときやお酒のおつまみなどで気軽食べることができ、ついついたくさん食べてしまうという方もいるのではないでしょうか。
しかし、ピーナッツが原因でニキビができるとなれば、安心して食べることができませんよね。この噂ははたして本当なのでしょうか?
今回はピーナッツとニキビに関する噂の真相とニキビを防ぐための注意点をあわせてご紹介いたします。
「ピーナッツを食べるとニキビができる」という噂はホントなの?
結論からというと「ピーナッツを食べるとニキビができる」という噂は事実といえません。なぜならピーナッツは肌にいい栄養素がたくさん詰まっているから。
健やかな肌をキープさせるビタミンEや脂質の代謝を助けるビタミンB群、血液をサラサラにするオレイン酸などが含まれていて、むしろ美容効果の高い食品なのです。
ではなぜ、「ピーナッツを食べるとニキビができる」という噂が広まったのかというと、ピーナッツの加工にあります。
一般的に売られているピーナッツは油やバター、塩、食品添加物などで味付けされています。また、チョコレートや衣でコーティングされているのも人気です。このような加工されたピーナッツは脂質や糖質、塩分が多くなるため皮脂の分泌量を増やしニキビを誘発してしまうのです。
ニキビを作らないために気をつけたいこと
・素焼きのピーナッツを食べる
ピーナッツの摂取によってニキビを増やさないようにするためには、加工されていないピーナッツを食べることが大切です。そこでオススメなのが素焼きのピーナッツです。
素焼きのピーナッツは油分を使わず直火で焙煎されていますから、加工による悪影響を受けることがありません。その分ピーナッツ本来の香ばしさや美味しさを楽しめますし、豊富な栄養も取り入れることができます。
また、殻付きの落花生や茹で上げたピーナッツもオススメですよ。
・食べ過ぎに注意する
いくら素焼きのピーナッツでも、食べ過ぎると脂質を摂り過ぎてしまいます。また、カロリーもそれなりに高いので、体重が増加してしまう可能性もあります。肌荒れや体重の増加を防ぐためにもピーナッツの摂取量は1日につき50g以下にしましょう。
おいしくてついつい食べ過ぎてしまうピーナッツですが、ピーナッツ自体にニキビの原因があるのではなく、加工によってニキビが誘発されてしまうことがわかりました。日々の摂取量には注意して、ニキビのない健やかな肌を目指しましょう。