お腹ポッコリ&太りやすい「リンゴ体型」の原因とダイエット方法
公開日:2018/06/14 / 最終更新日:2018/06/14
「お腹周りが太くてくびれがない」「周りの人との比べて太りやすい」などの悩みを抱えていませんか?
そんな方は、リンゴ型遺伝子を持つ「リンゴ体型」にあてはまるかもしれません。リンゴ体型の特徴や下忍をしっかりチェックして、効率的なダイエットを始めてみましょう。
お腹がポッコリでてしまう…「リンゴ体型」の特徴とは?
リンゴ体型の方は、お腹周りが太りやすいという傾向があります。もともと基礎代謝が少ないので太りやすく、さらには内臓脂肪がつきやすいためです。見た目はお腹周りがポッコリと出っ張りリンゴのようにコロンと丸い体型になりやすいのが特徴です。
また、リンゴ体型の方は、比較的楽天的な性格のためダイエットが長続きしない傾向があります。
リンゴ体型になる原因とは?
・遺伝子による影響
リンゴ体型の原因の1つとして遺伝子が挙げられます。リンゴ体型の方は肥満遺伝子の1つリンゴ型遺伝子と呼ばれる「β3AR]を持っている場合があり、この遺伝子をもっていると、肥満遺伝子を持たない人に比べて基礎代謝量が200Kcalほどすくないといわれています。基礎代謝量がもともと少なければ、消費できるカロリーが少ないため太りやすくなるのは当然のこと。基礎代謝を上げるための対策として、日頃から体を温めたり筋肉を増やしたりすることが大切です。
・糖質のとりすぎ
リンゴ体型の方は、とくに糖質の代謝が苦手な傾向にあります。そのため、糖質をとりすぎるとすぐに脂肪として蓄積され、太ってしまうのです。
・女性ホルモンの減少
リンゴ体型は、比較的男性に多いといわれていますが、閉経後の女性もリンゴ体型になりやすくなります。これは女性ホルモンの1つエストロゲンが減ることで、内臓脂肪がつきやすくなるためです。
リンゴ体型の方にオススメのダイエット方法
・糖質の摂取量を減らす
リンゴ体型の方は、遺伝子の影響により、糖質をエネルギーとして消費する働きが弱くなっているため、痩せるためにはまずご飯やパンなどの摂取量を減らすことが大切です。
ただし、糖質を制限しすぎると飢餓状態になり、かえって太りやすい体質になってしまうことも。主食を完全に抜くのではなく、普段の半分~3分の2程度にセーブするくらいが良いでしょう。
・野菜→たんぱく質→糖質の順で食べる
食事を「野菜→肉や魚などのたんぱく質→ご飯などの糖質」の順で食べると、糖質の吸収が穏やかになり、血糖値の急上昇を抑えられます。
また、野菜やたんぱく質を摂ることで満腹感が増し、糖質の摂取量を自然と減らすことができます。それが結果的に脂肪の蓄積を防いで、ダイエット効果をもたらしてくれるのです。
・ビタミンB1を積極的にとる
ビタミンB1は、糖質の代謝を助けてくれる働きがあります。豚肉、レバー、かつお、大豆、卵、にんにく、玄米などに多く含まれているので、意識的に摂ってみましょう。
カロリーオーバーが気になる時は、ビタミンB群のサプリメントでの補給がオススメです。
・有酸素運動をする
すでに蓄積した脂肪の燃焼には、有酸素運動が効果的です。ウォーキングや水泳など、全身を使うような運動を定期的に行いましょう。
太りやすいという特徴があるリンゴ体型ですが、諦めずに確実なダイエットを継続することがスリムな体型への近道です。短期間で急激なダイエットを望むのではなく、一歩一歩少しずつダイエットをしていきましょう。