肥満体型って遺伝するの?効率的に痩せるための方法とは
公開日:2018/03/21 / 最終更新日:2018/03/21
肥満の原因は様々ですが、「肥満体型は遺伝で受け継がれる」というウワサもありますよね。この肥満がいでんするウワサは果たして本当なのでしょうか?
肥満と遺伝の関係性や効率的にダイエットするための方法を紹介します。
肥満が遺伝するって本当?
「家族がみんあ肥満体型だから、自分が太ってしまっても仕方がない」と考えている方もいるのではないでしょうか。肥満の遺伝に関するある研究によると、生まれてくる子供が肥満になるかどうかは、父親の体重と密接に関係しているという説があり、日本肥満学会も肥満と遺伝の関係性について認める見解を示しています。
一説によると両親が標準体重なら肥満発生率は10%程度ですが、一方の親が肥満である場合は、肥満の発生率が50%になり、両親が肥満なら肥満発生率は80%にもなるといいます。このことからも肥満が遺伝する可能性が高いことが分かります。
肥満の大きな原因は、環境的要因?
肥満と遺伝は確かに関係があるようですが、肥満の原因は遺伝的なものだけではありません。更に大きな割合で肥満体質を決定づけているのが、環境的な要因です。
家族の中に肥満体型の人がいる以上、食生活や生活習慣は似通ってくるもの。親が肥満という場合、家庭ではハイカロリーな食事をたっぷり食べることが多くなる傾向があります。
また、運動習慣のない家庭に育ったためにどんどん太ってしまうというパターンも少なくありません。肥満になりやすい遺伝子を持ち、肥満になりやすい環境で育った方は、「太る家系だから仕方がない」と思ってしまいがち。育った環境を大人になってから変えるのはなかな難しいため、一度肥満になると改善しにくくなってしまうのです。
効率的に痩せるにはどうしたらいい?
肥満体型は体に様々な悪影響を及ぼすだけでなく、自分の子や孫にも肥満の遺伝子が受け継がれてしまう可能性もあります。肥満を防ぐためにも生活習慣を改善し、効率的にダイエットしていきましょう。
たっぷり食べるのが当たり前という環境で育った方は、空腹を我慢するのが苦手になる傾向があります。しかし痩せるためには、食事に執着せず、空腹状態に慣れることが必要不可欠です。もちろん、適度な運動をとり入れることや、生活習慣を整えていくことも重要です。1駅分を歩いてみたり、夕食の時間を早めたりとできることから始めていきましょう。
また、自分ではなかなか食欲が抑制できず、運動しても挫折してしまいがちという方には、メディカルダイエットがオススメです。ドクターによるプロの手を借りれば効率的にダイエットすることができます。憧れのスリムボディを手に入れるためにも、ドクターの知恵と手を借りることもご検討してみてはいかがでしょうか。
肥満体型は確かに遺伝するようですが、食べ過ぎや運動不足といった環境的要因も無視するわけにはいきません。遺伝だからと諦めてしまうのではなく、健康的なダイエットをして理想的な体型に近づけていきましょう。