ストレスが原因でシミができる!?そのメカニズムと予防方法とは
公開日:2018/03/21 / 最終更新日:2018/03/21
「シミは紫外線が原因でできるもの」というイメージをもつ女性は多いでしょう。しかし実は日頃のストレスがシミの原因になってしまうこともあります。ストレスとシミの意外な関係性について、対策方法とあわせてチェックしてみましょう。
ストレスとシミの関係とは?
そもそもシミが増えるのは、体内で発生した活性酸素がメラニンを作る細胞(メラノサイト)を刺激するためです。そしてストレスこそ、この活性酸素を増やす原因になります。ストレスを受けると副腎皮質ホルモンが分泌され、その過程でたくさんの活性酸素が発生してしまうのです。
また、ストレスは血行不良を引き起こし、肌のバリア機能やターンオーバーを乱れさせます。すると紫外線のダメージを受けやすくなったり、メラニンの排出が遅れることになります。
つまりストレスによって、メラニンが作られやすくなるうえ、メラニンが蓄積しやすくなるのです。 この2つのダメージが、シミの発生を加速化させることになります。
シミを防ぐストレス解消法をチェックしよう!
・適度な運動をする
適度な運動をすると自律神経が整って、ストレスが軽減するといわれています。また、血行が促されるため、肌の健康維持やシミの予防にもつながります。 なお、激しすぎる運動はかえって体を疲れさせ、ストレスを生むこともあるため、ウォーキングやヨガなど、リラックスしながらできる軽めのものがオススメです。ライフスタイルに取り入れやすいものから気軽に始めてみましょう。
・睡眠をしっかりとる
睡眠が不足すると、精神的にも身体的にもストレスが溜まってしまいます。夜更かしはなるべく避けて、早めの就寝を心がけましょう。 睡眠がしっかりとれれば成長ホルモンが分泌され、肌のターンオーバーも正常化しやすくなります。
・ストレスの原因を避ける
ストレスを溜め込んでしまいがちな、一度どのようなことが自分のストレスになるのか、紙に書きだしてみましょう。そして原因を突き止めたら、なるべくその原因を避けて生活することを意識してみましょう。
たとえば、最近ではSNSなどの過度なコミュニケーションが、睡眠不足やストレスを招くといわれています。
このようなことから身を離したことで心身が軽くなれば、肌荒れやシミの予防にもつながっていきます。
以上、意外と知られていないストレスとシミの関係性についてご紹介しました。 スキンケアを十分に行っていても、ストレスが溜まっているとシミができやすくなってしまいます。スキンケアだけでなく、ストレスケアも取り入れて、シミに悩まされない肌を作っていきましょう。