Tゾーンにできるニキビは、「思春期ニキビ」と呼ばれることが多く、成長期特有の過剰な皮脂が原因だといわれています。しかし、「大人になってからもTゾーンにニキビができやすい…」と悩んでいる方は意外と多いもの。10代を過ぎ、大人になってもTゾーンにニキビができてしまう原因には、一体どんなものがあるのでしょうか。予防策とあわせてチェックしていきましょう。

大人なのにTゾーンにニキビができる原因とは？

・ストレスや睡眠不足
ストレスや睡眠不足は、現代社会に生きる上で避けることはできないものとも言えますが、Tゾーンニキビを誘発する原因にもなります。 ストレスや睡眠不足によって自律神経やホルモンバランスが崩れると、Tゾーンの皮脂分泌量が増えます。すると毛穴が詰まりやすくなり、ニキビができてしまうのです。

 ・暴飲暴食
外食ばかりの生活が続いていたり、油っこいものを食べ過ぎるとTゾーンにニキビができやすくなります。これは糖質や脂質のとりすぎによって皮脂分泌が活発になるとともに、内臓機能の低下によって肌の免疫力が下がってしまうためです。

・あぶらのとり紙の使い過ぎ
Tゾーンのテカリが気になるかといって、あぶらとり紙を頻繁に使っていませんか？あぶらとり紙で皮脂をとりすぎるとかえって肌が乾燥して硬くなり、毛穴が詰まりやすい状態になってしまいます。 また、肌が乾燥することによって皮脂が増えるともいわれているため注意が必要です。  

大人の肌にできるTゾーンニキビの予防方法

・正しい洗顔と保湿ケアを行う
Tゾーンのニキビは過剰な皮脂分泌が主な原因となっているため、正しい洗顔で皮脂をきちんと取り除く必要があります。とはいえ、洗浄力の強い洗顔料を使ったり、ゴシゴシと強く洗う洗顔はNG。肌に優しい洗顔料をしっかりと泡立てて、その泡をクッションにしながら丁寧に洗いましょう。また、洗顔後は適度に保湿ケアを行うことも大切です。ニキビケア用の化粧品をつけて、肌を柔らかい状態に整えましょう。水分を与えることで油分とのバランスが取れるため、トラブルを招きにくい肌に近づけることができます。  

・生活習慣や食生活を見直す
Tゾーンのニキビを防ぐためにも、規則正しい生活とバランスのいい食事を心がけましょう。適度な運動をとり入れてストレス発散をしたり、湯船に浸かって自律神経を整えたりという方法がオススメです。また毎日決まった時間に就寝したり、野菜を中心とした食事を作ったりすることも大切です。

・テカリのオフ方法に工夫を
Tゾーンのテカリが気になる時は、あぶらとり紙の使いずぎに注意しましょう。1日に何度も使用すると皮脂をとりすぎてしまうため、メイク直し前の1～2回程度を目安にしてください。また、テカリをアフする方法として、ティッシュを使用するというものがあります。ティッシュはあぶらとり紙よりも皮脂吸収力が穏やかなため、適度な潤いを残すことができます。  

  大人のTゾーンニキビは、体調が崩れているサインかもしれません。 正しいスキンケアをするとともに心身のメンテナンスもしっかり行っていきましょう。