肌にも悪影響が?お腹が張る「ガス溜まり」の原因と解消法
公開日:2017/03/31 / 最終更新日:2017/03/31
お腹がパンパンに張って苦しくなってしまう「ガス溜まり」。
実はお腹にガスが溜まっている状態は、肌荒れやニキビを招く原因にもなってしまうってご存知でしたか?
ガスだまりが発生する原因を知り、的確に対処することでスッキリお腹に戻しましょう!
お腹にガスが溜まる原因は?
・悪玉菌の増加
脂肪やタンパク質のとり過ぎ・睡眠不足・ストレスといった、食・生活習慣の乱れは、腸内の悪玉菌の増加を招きます。悪玉菌が増えることで、食べた物が腸内で異常発酵し、有毒ガスがお腹にたまってしまうのです。
・腸の動きが悪い
腹筋が衰えている人、長時間同じ姿勢をしている人は、腸の動きがわるくなる傾向があります。腸の動きが悪いと便やガスをしっかりと排出できなくなってしまうため、ガスだまりが発生しやすくなります。
・空気を飲み込む量が多い
食事などと一緒にとりこまれた空気も、ガスだまりの原因のひとつ。
食事中におしゃべりをする人、炭酸飲料をよく飲む人など、空気を飲み込む量が多い人は飲み込んだ空気が腸内にたまってお腹を張らせてしまうのです。
ガスだまりが肌に与える影響
「たかがお腹が張るだけ」と思われがちなガスだまりですが、決してそんなことはありません。ガスだまりによって腸内環境が悪化すれば、悪玉菌の増加を招いてしまいます。悪玉菌の増加によってガスだまりがさらに悪化し…と悪循環に繋がることで有毒ガスが体内を巡り、肌荒れやニキビとなって現れてしまうのです。
ガスだまりの解消方法
・腸内の善玉菌を増やす
腸内の善玉菌を増やして腸内環境を改善すれば、ガスも発生しにくくなります。悪玉菌を増やす原因となるお肉やお菓子などは控え目にして、善玉菌のエサとなる食物繊維やオリゴ糖を積極的に摂取しましょう。
食物繊維は海藻類・きのこ類・根菜類に、オリゴ糖は玉ねぎ・ゴボウ・バナナなどに多く含まれています。また、善玉菌が含まれているヨーグルト・味噌・納豆・キムチなどの発酵食品を食べるのもオススメです。
・運動をする
運動によって腸を刺激することで、ガスの排出を促すことができます。
できるだけ徒歩で移動する、家にいるときはお腹をねじるエクササイズや腹筋を行うなど、適度な運動を心がけましょう。
ストレスによる腸内環境の悪化が気になる方には、自律神経を整えるヨガがオススメです。
・口を閉じ、よく噛んで食べる
食事中はおしゃべりを控え、口を閉じてよく噛んで食べるようにしましょう。
空気を飲み込む量を減らすだけでなく、よく噛むことで食べ物が消化しやすくなり、ガスの発生を軽減することにも繋がります。
ガスだまりを解消する薬なども発売されていますが、まずは普段の生活を見直すことが大切です。食習慣・生活習慣を見直すことでガスだまりを解消し、スッキリとしたお腹を維持していきましょう。