産後のバストアップに効果的な「バストケア方法」とは
公開日:2016/03/10 / 最終更新日:2016/03/10
女性にとって非常に重要な分岐点となるのが、出産です。
出産後には様々な体の変化が訪れますが、なかでも産後のバストは垂れたり、しぼんでしまうことが多いため、産後のバストケアはしっかり行っておくことが大切です。
産後にバストケアが必要な理由や産後のバストアップをサポートするマッサージヤエクササイズ方法について紹介していきます。
産後にバストケアが必要な理由とは?
妊娠中は体が授乳の準備をするため乳腺が発達し、バストのサイズも大きくなります。授乳が始まり断乳に至るまでの1年間ほどの間にバストは元の大きさに戻るのですが、一度大きく重たくなっていたバストは皮膚に大きな負担を与えてしまっています。
そのような負担によって真皮に断裂がおきると授乳線ができてしまいますし、胸の皮膚が伸びることでバストがしぼんだり下垂してしまうということも起こります。
またバストの形を上から引っ張り支えている「クーパー靭帯」も妊娠以降のバストアップにより伸びてしまうことも少なくありません。クーパー靭帯が伸びてしまうと胸を美しい状態でキープすることができなため、バストの垂に直結してしまいます。
授乳が終わると乳腺の機能も低下してしまうため、産後バストケアをせずに放っておくと元のような胸の状態に戻れないばかりか、バストの下垂やしぼみはドンドン進行してしまうのです。
産後のバストを守るケア方法・マッサージ方法
産後のバストを美しく保つためには、まず産後の母乳量を調節することが大切。また夜の間も胸を支えてクーパー靭帯の負担を軽減してくれる「ナイドブラ」を利用するにも非常に良い方法。
バストのハリを保つためには、肌の保湿ケアを行うのも効果的です。保湿クリームを塗りながら、軽くマッサージを行うようにするとより良いでしょう。
■マッサージ方法
1.バストの上部分の皮膚を首方向に引っ張るようにマッサージし、下から上へ
5~6回マッサージします。
2.左右の脇のお肉を胸に寄せるようなイメージで、5~6回マッサージします。
お風呂上りなど体が暖かく血行が良い時に行うとより効果的です。
産後のバストに効果的なエクササイズ方法
産後まもなくは激しい筋トレは控え、体を休めるようにしましょう。
■座ったままでもできるエクササイズ
1.座ったまま背筋を伸ばす。
2.両方の手のひらを胸の前で合掌し押し合う。
※両腕の肘は90℃に保ち、息を吐きながら押し合いましょう。
3.2を15回行う。
4.1~3までを1セットとして、10セットほど繰り返しましょう。
バストアップはなかなか効果が目に見えないものですが、毎日少しずつでも継続していくことで美しく若々しいバストをキープしていくことができます。
産後には、ぜひこれらのマッサージやエクササイズを行って、胸の下垂やしぼみをケアしていきましょう。