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冬でも臭う! 冬のワキガの3つの原因と対処法

公開日:2015/12/28 / 最終更新日:2015/12/28

城野 親徳城野 親徳総院長

「冬は夏ほど汗をかかないのにワキガが気になる」「むしろ冬の方が臭う」こんな話を聞いたことはありませんか?
3つの原因と対処法についてご紹介します。

ワキガの原因となる汗

体から汗を出す汗腺といわれる部分には、エクリン腺とアポクリン腺があります。
エクリン汗腺は、体温を調整するための汗を出すといわれています。つまり夏、暑いときにでる汗はこのエクリン汗腺から出ています。この汗はさほどニオイガきついわけではありません。

もうひとつのアポクリン汗腺からでる汗が、ワキガの原因といわれています。
アポクリン汗腺からでる汗の成分は、エクリン汗腺かえらでる汗とは違います。アポクリン汗腺からせる汗の成分を皮膚上に存在する細菌が分解することでワキガ独特のニオイを発生させます。

原因1 寒さによって体が緊張することでアポクリン汗腺から汗が出る

冬は寒いので、汗をかかないものだと思われますが、冬は寒さのために体の緊張状態が続きます。これは普通に緊張している状態と同じため、アポクリン汗腺からの汗が出ることになり、ニオイを発生させます。冬も夏と同じようにきちんとデオドラント製品を使って対処しましょう。

原因2 厚着のせいで汗が乾きにくい

寒さによる緊張で汗が出ると、下着やシャツに汗が付着します。夏は薄着ですし、エアコンのおかげもあって汗をかいた衣服も乾きなすいといえます。また、完全に乾いてしまえば細菌もあまり増えないため、ニオイもさほど出ません。
しかしながら冬は夏と違い、何枚もの衣服が重なっています。どちらかというと熱を逃がさないような衣服が多いですから、下着やシャツについた脇の汗が乾きにくくなってしまいます。

アポクリン汗腺から汗が潤沢に供給されて、細菌は一生懸命に汗を分解しニオイを発生させているのです。
ニオイがひどくなる前に、時折デオドラントシートなどで脇汗を拭くなどの対処をするようにしましょう。

原因3 わき毛の影響もある

ワキガ対策として、わき毛の処理を行うことが有効です。わき毛があると汗がとまりやすく細菌も繁殖しやすいといわれています。わき毛を処理することによって、ワキガも随分抑えられています。冬だからといってわき毛の処理をおろそかにしていませんか?
冬だからこそきちんとわき毛の処理をしましょう。

これらを予防して、ニオイに悩まされない冬にしましょう。

Profile このコラムは私が担当しました!

城野 親徳

城野 親徳総院長しろのよしのり

シロノクリニック恵比寿

皮膚科領域のレーザー治療について、国内屈指の症例数を持つ、美容レーザーのパイオニア。 ドクターズコスメを開発・提供する株式会社ドクターシーラボ創設者・名誉会長・商品開発顧問でもあります。

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