「洗いすぎ」が肌老化の原因に!?正しい洗顔のポイント
公開日:2015/04/10 / 最終更新日:2024/03/13
朝晩のスキンケアの最初のステップとして行うのが洗顔ですね。
肌の表面の汚れをすっきり落としてから、しっかりとスキンケア。その考え方は間違っていないのですが、実は洗顔で「洗いすぎる」ことが肌の老化を早める原因になる場合もあるのです。
肌を老化から守るための正しい洗顔のポイントをお伝えいたします。
洗いすぎで肌のキメがなくなる!?
洗顔を過剰に行うと肌に必要な角質までが落ちてしまう原因となります。角質は本来、ターンオーバーによって自然に剥がれ落ちるもの。確かに古い角質がたまりすぎるとゴワつきなどの原因にもなり、そうした場合はピーリングなどで落とすのが効果的なのですが、日々の洗顔で角質を落としすぎると肌のバリア機能が低下し、乾燥や肌荒れの原因にもなってしまいます。
洗顔によって必要な角質まで落としてしまうと、角質層が乱れ、肌のキメがどんどん薄くなってしまいます。その結果、肌の透明感が失われ、 カサつきやくすみ・たるみなどが目立つようになってしまいます。つまり、洗顔しすぎは肌を老けさせる原因となってしまうのです。
肌を老けさせないための洗顔ポイント
【自分の肌にあった洗顔の回数を】
洗顔の回数については、「朝は洗わない方が良い」「朝は水だけ洗顔が良い」「朝晩ともに泡洗顔が良い」など様々な説があり、どれが正しいのか悩まれる方も多いかもしれません。 適正な洗顔回数や方法は、肌質によって個人差があり、唯一の正解があるわけではありません。皮脂の分泌が多い方は、朝晩きちんと泡洗顔する方がよいでしょうし、乾燥がちな方の場合は、泡洗顔は夜だけにしてみるのも良いでしょう。今現在、朝晩泡洗顔しているという方は、朝の水だけ洗顔を試してみてお肌の調子をみて、自分の肌にあっているのか確かめてみることをお勧めします。
【洗顔時は摩擦を避けて】
肌を擦ることは、肌を老化させる原因にもなります。そして洗顔やその後のスキンケア時に力を入れすぎている方は意外と多いものです。「優しすぎるかな?」と感じるぐらいがちょうど良いぐらいです。それからすすぎの後、タオルで水気をふき取るときも、ゴシゴシ擦るのではなく、ポンポンとタオルを当てて水気をとるようにしましょう。
きちんとスキンケアしていても乾燥やくすみが気になるという方は、洗顔を見直してみることをお勧めします。洗いすぎているかもと思う方は、ちょっと控えめにしてみることで肌が元気になること多いですよ。