頭皮のインナードライにご注意!ヘアケアのポイント
公開日:2015/04/04 / 最終更新日:2024/03/13
毎日シャンプーしていても、頭皮がべたついたり・かゆみやにおいを感じるというお悩みお持ちの方はいらっしゃいませんか?
こうしたお悩みの原因は、頭皮が「インナードライ」の状態になっているからかもしれません。
美容皮膚科「シロノクリニク大阪」、美容・健康マニアが頭皮のインナードライについてご紹介します。
インナードライってどんな状態?
肌のインナードライとは、皮膚の内側が乾燥しているにもかかわらず、肌表面には皮脂が多い状態のことを言います。
肌には、皮脂を分泌することで内部の乾燥を抑えようとする働きがあります。肌の内側が乾燥することで皮脂がどんどん分泌されますが、根本的に水分が足りていないため、肌表面の水分と油分のバランスが崩れてしまうのです。
このインナードライは、頭皮にも起こります。頭皮の内側の乾燥が進むことによって皮脂が過剰に分泌され、ベタつきやにおいなどを引き起こします。
インナードライを防ぐためのヘアケアのポイント
頭皮のベタつきやにおいなどが気になる場合は、しっかりとシャンプーしなければと何度も洗ったりするかもしれませんが、洗い過ぎは乾燥を進め、かえって悪化する原因になります。以下のようなことを心がけましょう。
【シャンプーは地肌に優しいものを】
洗浄力の強すぎるシャンプーは、必要な皮脂まで洗い流して頭皮を乾燥させる原因となります。アミノ酸系や植物系など、肌に優しい成分のシャンプーを選ぶようにしましょう。また、シャンプー剤の成分が地肌に残らないようにすすぎはしっかりと丁寧に行いましょう。
【シャンプー時には頭皮マッサージを】
洗髪時には、ゴシゴシこするのではなく指の腹を頭皮にしっかりとあてて、優しくマッサージするようにしましょう。頭皮のコリをほぐし、血行を良くすることで頭皮の新陳代謝が促され、乾燥対策になります。
【ドライヤーの熱風は頭皮に直接当てない】
洗髪後に髪をドライヤーで手早く乾かすことは「におい」などを防ぐためにも大切なことです。でも、ドライヤーの熱風を頭皮に直接当てると乾燥の原因となってしまいます。髪の根元に指を入れて、根元に当てるイメージで乾かしましょう。ドライヤーによっては、温度が高くなり過ぎない「スカルプモード」などが使えるものもありますので、活用しましょう。
上記のようなヘアケアのポイントをおさえるとともに、睡眠不足や喫煙、ストレスなどの血行を悪くしてインナードライ肌の原因となることも避けるようにしたいです。顔やボディだけでなく、頭皮の乾燥やインナードライにも気を配っていきましょう。