正しく使えてる? フェイスパックの効果を引き出す方法
公開日:2019/07/29 / 最終更新日:2022/05/19
肌の調子を整えたいときや特別な日の前など、フェイスパックを利用する方は多いのではないでしょうか。フェイスパックは正しく使わないと肌にダメージを与え、乾燥肌やにきびといった肌トラブルの原因になることもあります。
今回はフェイスパックの正しい使い方と効果を引き出す方法についてご紹介します。
フェイスパックの基本
疲れた肌を癒すご褒美としても使われるフェイスパックですが、毎日使えるものと使用頻度が決められているものがあります。
・フェイスパックの役割
フェイスパックの主な役割は普段のスキンケアで不足している美容成分を補うことで、化粧水の役割をするタイプと美容液のようなスペシャルケアのタイプがあります。
化粧水の役割をするパックは普段使っている化粧水代わりとして毎日使えますが、美容液タイプのものは週に1、2回の使用が適しています。肌を回復させようと毎日美容液タイプのパックを使っていると、肌に栄養を与えすぎて肌荒れを起こすこともあるので、使用目安は守るようにしましょう。
・間違った使い方
肌に成分を行き渡らせたいからと長時間パックをしたままにすると、肌表面がふやけて水分が蒸発しやすくなってしまいます。保湿効果のあるパックでも長時間の使用は乾燥の原因になることがあるので注意が必要です。
またにきびがある状態でパックを使用すると症状が悪化することもあるため、肌に炎症がある場合は使用を控えましょう。
効果を引き出すために必要なこと
ただ顔に乗せるだけでは、美容成分をしっかり肌に浸透させることはできません。事前の準備をプラスすることでフェイスパックの効果をより引き出せるので、ぜひ実践してみてください。
・含まれている成分のチェック
フェイスパックに含まれている成分の中には、肌の性質や状態によってダメージになるものもあるのでしっかり成分を確認しておきましょう。敏感肌の方は防腐剤やアレルギー反応の原因になる合成香料などが多量に含まれているものは避けてください。気になる方は首や腕などでパッチテストを行ってから使用することをお勧めします。
・肌に密着させて全体をカバー
フェイスパックは切り込みが入っていて立体的になるように作られているので、成分が肌全体に行き渡るようにしっかり密着させましょう。目や口元が大きくあいている場合は、アイクリームやワセリンなどを塗ると乾燥対策になります。またパックを乗せる前に化粧水で顔全体を保湿しておくと、よりシートが密着したっぷりと肌に潤いを与えることができます。
・体やフェイスパックを温めて浸透力アップ
フェイスパックの使用は入浴後がベストタイミングです。体が温まり血行も良くなっているため成分が浸透しやすく、潤いを効率よく補給することができます。またフェイスパックを袋ごとお湯で温めてから使用したり、パック後にハンドプレスで温めながら成分をなじませたりするのも、フェイスパックの効果を引き出すのに有効です。
手軽に使えて美容成分も豊富に含まれているフェイスパックは、正しく使うことで肌の調子を整えることができます。いつもの使い方にひと手間加えてフェイスパックの効果を引き出し、キレイな肌を手に入れましょう。