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肝斑の治療方法

公開日:2016/05/04 / 最終更新日:2020/12/18

城野 親徳城野 親徳総院長

肝斑の治療方法

この記事の目次

  • 肝斑にはさまざまな治療法があります!
  • 肝斑の治療法~内服薬編~
  • 肝斑の治療法~外洋薬編~
  • 肝斑の治療法~レーザー治療編~

肝斑にはさまざまな治療法があります!

肝斑とは、頬周辺に左右対称にあらわれる薄茶色のシミです。肌に肝斑があると老け顔に見え、肌のトーンも暗く見えてしまいます。

肝斑は通常のシミの原因である「紫外線」に加え、「女性ホルモン」が原因であり、肝斑の症状や状態は人によって異なるため、さまざま治療法があります。

肝斑の治療法~内服薬編~

まずは肝斑治療に用いられる、内服薬に含まれる成分と効果をご紹介します。

  • トラネキサム酸:メラノサイトの働きを抑制することで、肝斑の発生を抑えます。
  • グルタチオン:メラニン減少作用があり、肝斑やシミの解消にお勧めです。
  • ビタミンC:美白効果とコラーゲン生成を促し、抗ストレス作用もあります。
  • ビタミンH:細胞の活性化と老廃物排出促進効果があり、肌を健やかに保ちます。

肝斑の治療法~外洋薬編~

続いて肝斑治療に用いられる外用薬の成分と効果をご紹介します。

  • WHITE377:高い美白効果があり、肌への負担も少ない点が魅力。
  • ハイドロキノン:メラニンの合成を抑える成分です。メラニンを淡色化する作用もあるため、美白治療にも用いられます。
  • トレチノイン:細胞の活性化を促し新陳代謝を高める成分です。肌のターンオーバーを整え、メラニンを排出します。
  • トラネキサム酸クリーム:メラノサイトの活性を抑える「抗プラスミン作用」があります。肝斑の予防に効果的です。

肝斑の治療法~レーザー治療編~

肝斑は強い刺激に弱く、通常のシミと同様のレーザー治療では悪化してしまうことがあります。肝斑に適したレーザー治療をご紹介します。

  • QスイッチヤグレーザーMedLiteC6:弱いレーザーの照射により皮膚内のメラニンを壊します。炎症を起こさないため、肝斑を悪化させることもありません。
  • フォトシルクプラス:肝斑と通常のシミが混在している場合に多く利用されます。
  • フラクセルレーザー:表皮や真皮層の細胞にダメージを与えることで、肌の代謝を促す施術法です。

肝斑の治療は肝斑の種類や状態に加え、効果がみられるまでの期間や治療の目的によってさまざまです。体質に合った治療法を選ぶことが重要ですので、気になる肝斑がある方は専門院でのカウンセリングを受けてみましょう。

Profile このコラムは私が担当しました!

城野 親徳

城野 親徳総院長しろのよしのり

シロノクリニック恵比寿

皮膚科領域のレーザー治療について、国内屈指の症例数を持つ、美容レーザーのパイオニア。 ドクターズコスメを開発・提供する株式会社ドクターシーラボ創設者・名誉会長・商品開発顧問でもあります。

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