低気圧の日はむくみやすい!? むくみ対策でスッキリボディ!
公開日:2019/03/22 / 最終更新日:2022/05/25
「雨の日は古傷が疼く」「雨の日は頭が痛い」など、天気と体調の関係を耳にしたことがある方は多いのではないでしょうか? 「低気圧」は天気、「むくみ」は体の話なので一見関係ないように思われるかもしれませんが、実は意外な関係があるのです。
今回は低気圧と体調の関係から、むくみ対策までご紹介します。
低気圧と体調の関係
・自律神経と気圧の変化
自律神経は、消化器や呼吸器など人体の器官をコントロール するために無意識のうちに働いている神経です。激しい運動や緊張時に働く「交感神経」とリラックス時に働く「副交感神経」の二つがあり、時にバランスを崩してしまうことがあります。
原因はストレスや不眠などがありますが、気圧の急激な変化も原因の一つで、特に気圧が激しく低下する時に自律神経が乱れやすく体調が悪くなる方がいます。
・気圧とむくみの関係
春は低気圧と高気圧が日本付近を交互に通過し、低気圧が通過すると気温は大きく変わります。温かい南風が吹くこともありますが、低気圧が通過した後に寒気が入り込むこともあり、 日によって寒暖差が大きくなる季節です。
このように気候が変わりやすい時期は、自律神経が乱れやすくなります。自律神経のバランスが崩れると血液の流れが悪くなり、むくみやすくなるのです。
日常生活を見直してむくみにくい体に
・自律神経のバランスを保つ規則正しい生活
交感神経と副交感神経がしっかり切り替わる規則正しい生活をしてください。
朝起きたら朝日を浴びて体を動かし、交感神経を刺激します。
夜は副交感神経を働かせるためにぬるめのお湯にゆっくり浸かり、しっかり眠れるようにリラックスしましょう。
・むくみを防ぐ方法
比較的大きな筋肉である太ももを温めて全身の体温を上げることで、腎臓の血流を促して体内の余分な水分が排出されやすくなります。
また減塩の食事を心掛け、摂りすぎた塩分を排出する作用があるカリウム を多く含む食材を積極的に食べましょう。
同じ姿勢のまま過ごさないことや適度な運動も効果的です。特に下半身のむくみでお悩みの方には、ふくらはぎの筋力アップにつながる水泳やウォーキングがお勧めです。
大切なことは体を温めたり筋力をアップさせたりして血液の循環を良くし、体内の余分な水分や老廃物の排出を促すことです。
特に春や台風時期など気候が変わりやすい季節は注意が必要なので、自律神経を正常に保つことや食生活、運動を意識しながらむくみを未然に防ぎましょう。