頑固で気になる大人ニキビ…… できる原因と対処方法とは
公開日:2020/02/21 / 最終更新日:2022/02/01
あごや口周りなど、目立つ位置にぽつりとできてしまう大人ニキビ。丁寧にケアをしていても治りづらく、悪化すれば跡が残ってしまうこともあります。
そんな大人ニキビは、なぜできてしまうのでしょうか? ここでは大人ニキビのできる原因と、正しい対処方法をご紹介します。
■大人ニキビができる原因
思春期の頃にできるニキビは多くの場合、皮脂の過剰分泌によるものですが、大人ニキビは皮脂の分泌以外にも原因が考えられます。
・過剰なスキンケア
ゴシゴシと肌に摩擦を加えるようなスキンケアは大人ニキビの原因です。肌にダメージを与えるだけでなく、本来必要な皮脂まで取り除いてしまうため乾燥が進み、肌の持つバリア機能まで落ちてしまいます。
その結果、肌の角質が厚くなりニキビができやすくなってしまうのです。
・生活習慣の乱れ
睡眠不足や不摂生など、生活習慣の乱れは肌のターンオーバーの乱れを引き起こします。
ターンオーバーが乱れると古い角質が留まるため毛穴がつまってしまい、ニキビができてしまうことがあります。
・ホルモンバランスの乱れ
ストレスや生理周期によりホルモンバランスが崩れると、肌のターンオーバーが乱れて皮脂の分泌が過剰になり、毛穴がつまりやすくなってしまいます。
■大人ニキビの対処方法
生活習慣の乱れなど、日々の積み重ねで起こってしまう大人ニキビは、正しい対処方法でケアすることが大切です。
・スキンケア
洗顔の際は肌を摩擦しないように、優しく丁寧に行いましょう。
メイクをした日は、まず油分の多いメイクをクレンジング剤で落としきり、その後に洗顔料で洗うようにすると、肌の汚れをしっかり落とすことができます。
肌の乾燥もニキビの原因なので、洗顔後にしっかりと保湿を行うことも大切です。
・食生活を改善する
大人ニキビはターンオーバーの乱れでできることもあるため、肌の調子を整える栄養を食事から摂取する必要があります。
皮膚を作る材料となるたんぱく質やターンオーバーを整えるビタミンA、肌の新陳代謝を促すビタミンB2などを積極的に摂りましょう。
・生活習慣を見直す
肌の再生を促す成長ホルモンは睡眠中に分泌されます。毎日なるべく決まった時間に眠るよう心掛け、一日最低でも6時間は睡眠時間を確保できるようにしましょう。
・ストレス解消を心掛ける
過剰なストレスはニキビだけでなく、肌荒れやシミなど多くの肌トラブルを引き起こします。適度な運動や入浴など、自身に合った方法でストレスを解消することも大切です。
大人ニキビの主な原因は生活習慣の乱れやストレスにあります。大人ニキビができてしまった際は、まず普段の生活を見直し、地道に改善していきましょう。