朝のスキンケアが逆効果? 美容オイルの油焼けとは
公開日:2020/02/20 / 最終更新日:2020/05/23
朝のスキンケアのひとつに、美容オイルを使っている方も多いのではないでしょうか。しかし、美容オイルは種類によって「油焼け」という肌に悪い影響を及ぼす場合があります。今回は、「油焼け」とは何か、そして油焼けを予防するオイルの選び方や使い方の注意点について解説します。
■紫外線が引き起こす「油焼け」
油焼けとは、紫外線や熱によって肌についた油分が酸化して、シミやくすみなどの肌トラブルを引き起こしてしまう現象のことです。
美容オイルがすべて油焼けするわけではなく、純度が低いオイルや紫外線、熱に弱いオイルほど酸化しやすいため、油焼けしやすい傾向にあります。
■油焼けを防ぐには「酸化しにくい」がポイント
今まで使っていた美容オイルに酸化しやすい成分が入っている可能性もあります。手持ちのアイテムを確認してスキンケアの方法を見直すことも必要です。
・酸化しやすいオイル
以下の成分は熱や紫外線に弱く、酸化しやすいです。美容オイルに含まれている場合は、夜のスキンケアに使うようにしましょう。
―馬油
―ローズウッドオイル
―グレープシードオイル
―アマニ油
・酸化しにくいオイル
純度が高いものや、以下のオイルは酸化しにくいとされているので、朝のスキンケア用の美容オイルにお勧めです。
―ホホバオイル
―オリーブオイル
―ココナッツオイル
―アルガンオイル
―椿油
特に、ホホバオイルやココナッツオイルは酸化しにくいだけでなく、日焼け止め効果もあるとされています。
■美容オイルを使用する際の注意点
美容オイルの使い方によっては、肌トラブルの原因となってしまう場合もあります。正しい使い方を心掛けることが大切です。
・使用期限と保存方法を守る
美容オイルを使用する際は、使用期限と保存方法の決まりを守るようにしてください。
購入前に必ず美容オイルのブランドが定めた使用期限をチェックし、期限内に使い切れないと思ったら、小さなサイズを選ぶようにしましょう。また、酸化しやすい美容オイルは冷暗所や冷蔵庫で保存する必要があります。
・化粧水の後に美容オイルを使う
美容オイルはあくまでも肌にある水分を保つ働きをするものです。水分と油分のバランスが崩れる原因になるので、化粧水などでしっかり肌に水分を含ませてから美容オイルを使いましょう。
美容オイルは肌を柔らかくしてハリとツヤを与えたり、水分が逃げないように肌にフタをしたりしてくれるアイテムです。
朝と夜で使うオイルを使い分けるなど、油焼けに気をつけながら自分に合った商品を選びましょう。