ダイエット中は「カロリー」と「糖質」どっちを制限すればいい?
公開日:2020/02/06 / 最終更新日:2020/05/23
ダイエット中におこなう食事制限にはさまざまな方法がありますが、近年ではカロリー制限と糖質制限が主流になっています。実際のところ、「カロリーと糖質、どっちを制限すればいいの?」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。より自分に適した食事制限法を見つけるために、両者の特徴や違いをくわしくご紹介します。
カロリー制限と糖質制限の特徴・違い
カロリー制限とは
カロリー制限とは、食事から摂取するカロリーを減らす方法のこと。食事からの摂取カロリーを減らすことで、運動などで使われる消費カロリーが上回り、ダイエット効果を得ることができます。
カロリーを減らすだけというシンプルな食事制限で、ダイエット方法の王道ともいわれていますが、細かなカロリー計算や食事量を減らす必要があるため、ストレスが溜まりやすい傾向があります。
糖質制限とは
糖質制限とは、ごはんやパンなど、糖質の多い食品を減らす方法のこと。糖質の摂取量をセーブすることで、糖を体脂肪として蓄えるインスリンの分泌が抑えられ、ダイエット効果を得ることができます。
減量効果が高く、新たなダイエット方法として人気を確立していますが、ごはんやパン、甘いものが好きな方には長続きしにくくリバウンドしやすい傾向があります。
カロリー制限と糖質制限、どちらがいい?
どちらがいいとは一概にはいえない
カロリー制限と糖質制限は、どちらもダイエットに適した食事制限方法ではありますが、どちらがいいとは一概にはいえません。そもそも私たちは一人一人体質が異なり、糖質・脂質・タンパク質の代謝のスピードにも個人差があります。
短期間試してみて、自分に合いそうな方法、もしくは結果が期待できそうな方法を選んだほうが良いでしょう。もし分からない場合は、自分の体質や適したダイエット法が分かる肥満遺伝子検査を受けるのも一つの方法です。
継続しやすいほうを選ぶ
食事制限は、継続のしやすさも重要です。なぜなら、結果が出る方法が見つかったとしても、やめればすぐにリバウンドしてしまうため。リバウンドすると、より痩せにくい体質になるともいわれています。
ごはんやパンもきちんと食べたいならカロリー制限、カロリー計算が面倒でお肉もしっかり食べたいなら糖質制限など、先々のことまで考えて、自分の好みや生活スタイルに合ったほうを選びましょう。
ダイエットのための食事制限は、目標体重になってもある程度続ける必要があります。そのことを考えると、やはり継続しやすい方法を選ぶことが大切です。流行りや情報などに踊らされず、自分の体質や生活習慣を踏まえたうえで、より良い方法を選びましょう。