無表情が顔のたるみを招く? たるむメカニズムと対策方法
公開日:2019/12/16 / 最終更新日:2022/02/01
顔のたるみは老けて見える原因になるため、できるだけ発生を防ぎたいもの。しかし、いくらスキンケアに気をつけていても、無表情だと顔がたるみやすくなるといわれています。この理由を、無表情になりがちな方に効果的な対策方法とあわせてご紹介します。
無表情だと顔がたるみやすい? その理由とは
一度鏡を見ながら、自分なりの無表情を作ってみましょう。ほとんどの方が上まぶたや口角の下がった、暗い表情になるはずです。顔の筋肉=表情筋は使われておらず、ハリも感じられません。そもそも表情筋は、顔の皮膚を支える柱のようなもの。その筋肉が無表情の影響で衰えていけば、皮膚を支えきれなくなりたるみにつながってしまいます。
また無表情だと顔の血行が悪くなり、脂肪や水分などの老廃物が蓄積しやすくなります。老廃物が溜まるほど、その重みで皮膚が伸び、たるみを引き起こすことに。このように、無表情はたるみの原因になってしまうのです。
無表情によるたるみを防ぐには
普段から意識的に口角を上げる
口角が上がると自然と表情筋が使われるため、たるみの予防につながります。たとえ一人のときでも、ほんの少し口角を上げた表情をキープするようにしましょう。姿勢を正して、あごを軽く引いた状態を保つと、さらに効果的です。
表情筋トレーニングをする
ついつい無表情になってしまうなら、表情筋トレーニングをお勧めします。普段は動かさない筋肉まで、しっかり動かして刺激しましょう。血行が促されるため、むくみを解消したいときにもお勧めです。
■舌回しトレーニング
①唇を閉じた状態で、舌先を歯ぐきの前側に当てる
②上下の歯ぐきをなぞりながら舌を回転させる
③右回しと左回し、それぞれ20回ずつくり返す
■顔全体のトレーニング
①口を「お」の形にしながら、顔を縦に長く伸ばす
②そのまま口角を上げて5秒キープする
人との会話を増やす
人との会話を増やすだけでも、表情筋が使われます。ただし顔が暗くなるようなつまらない会話では、かえってたるみを引き寄せてしまうことも。自分が好きな人と明るく前向きな会話をすることが大切です。それが難しいときは、明るい表情を作りながらカラオケで歌ってみてもいいでしょう。歌うことが好きならストレスも解消できて、一石二鳥です。
現代人はデスクワークやスマホなどの影響で、ついつい無表情になりがちです。ご紹介したようなトレーニングや対策を取り入れて、たるみを引き寄せない若々しい顔を保っていきましょう。