隠し味にも使える! 嬉しいチョコレートの効果とは
公開日:2019/12/07 / 最終更新日:2020/05/26
鼻血が出る、虫歯になるなどと言われることもあるチョコレートですが、実は体に嬉しい効果があるのをご存知でしょうか。
また、チョコレートは多くの料理に隠し味として使うことができるので、美味しく手軽に摂り入れることができる健康食品なのです。
チョコレートの持つ効果と、隠し味にチョコレートを入れて美味しくなる料理をご紹介します。
■チョコレートの持つ効果
チョコレートには美容や健康に効くさまざまな嬉しい効果があります。
・アンチエイジング
チョコレートの原料になるカカオには「カカオポリフェノール」が多く含まれています。ポリフェノールは、肌の老化などを引き起こす活性酸素を抑える抗酸化作用を持ちます。
・リラックス効果
カカオに含まれるカフェインの一種「テオブロミン」には神経を鎮静させたり、血流を良くしたりする効果があります。そのため、リラックスしたい時や、ストレスを軽減させたい時にも積極的に摂取すると良いでしょう。
・便秘改善
カカオに含まれる「カカオプロテイン」は一部が難消化性の性質を持っているため、消化されずに大腸まで届いて腸内細菌のエサとなり、腸内環境を整えます。また、チョコレートには微量ながら食物繊維も含まれているので、併せて便通改善が期待できます。
・口臭改善
カカオポリフェノールの持つ抗菌作用が口臭の原因となる菌を抑制し、口臭を減少させる効果があります。
■チョコレートを手軽に摂れる料理
おやつにチョコレートを食べるのも良いですが、普段の料理に隠し味として加えるのも手です。
・カレー
コーヒーやリンゴなどさまざまな隠し味を加えることができるカレーですが、チョコレートを隠し味に加えることもできます。
ビターチョコを入れることで、コクが増しまろやかな味になります。
・デミグラスソースやミートソースに
デミグラスソースやミートソースの隠し味としても、チョコレートはうってつけです。ソースにコクと甘みが出ます。
・煮込み料理に
ビーフシチューをはじめとした、煮込み料理の隠し味にも向いています。また、サバの味噌煮の隠し味に加えるのも良いでしょう。サバの臭みを消すことができます。
チョコレートの効果はカカオに含まれた成分が主な理由なので、効果をより得たい場合はカカオ高配合をうたった製品を選ぶことが大切です。
隠し味として使用する場合は、料理に応じてチョコレートを使い分け味を調整すると良いでしょう。
料理などで楽しみながら、チョコレートを食べる習慣をつけてみてはいかがでしょうか。