お手頃価格で美しく。「豆苗」の美容効果&簡単レシピ
公開日:2019/12/04 / 最終更新日:2020/06/02
豆苗とは、エンドウ豆の若い葉と茎のこと。ビタミン豊富で栄養価が高く、さまざまな美容効果も期待できるといわれています。豆苗にはどのような栄養や効果が秘められているのか、基本的な食べ方やレシピとあわせてご紹介します。
豆苗の美容効果
美肌効果
豆苗には、体内でビタミンAに変わるβカロテン、ビタミンB群、ビタミンC、ビタミンEなど、美肌の維持に欠かせない栄養が豊富に含まれています。これらのビタミン類のおかげで、乾燥肌の予防、ターンオーバーの正常化、ハリのアップなど、肌に嬉しい効果がたくさん期待できます。
老化を防ぐ
美肌効果をもたらすβカロテン、ビタミンC、ビタミンEには、老化の原因になる酸化を防ぐ効果も。紫外線やストレスなどによる酸化を防ぐことで、肌のシワやたるみを予防し、血管なども若々しく保つことができます。
便秘予防効果
豆苗には腸を適度に刺激し、排便を促す不溶性食物繊維が豊富に含まれています。便秘がちな方、ダイエット中の方にもお勧めです。
豆苗の食べ方
食べるときは根本をカット
スーパーなどで販売されている豆苗には、豆から伸びる根がついています。まずは豆から2~3cm上をカットし、その上の茎と葉を料理に使いましょう。
根から再収穫できる!
根の部分は、水栽培すると再び伸びて収穫できます。育てるときは日当たりのいい場所に置き、1日1回は水を入れ替えましょう。
豆苗のお勧めレシピ
豆苗の簡単サラダ
豆苗は生で食べてもOKですから、手軽に取り入れたいときにはパパッと作れるサラダがお勧めです。加熱を避けることで、熱に弱いビタミンB群やビタミンCの損失を防ぐことができます。1パック分の豆苗を洗って食べやすいサイズにカットしたら、トマトや豆腐などと一緒にお皿に盛り、お好みのドレッシングをかけていただきましょう。
お勧めはオリーブオイル入りのドレッシングです。オイルと一緒に食べることで、脂溶性ビタミンであるβカロテンやビタミンEの吸収を高めることができます。
豆苗のにんにく炒め
豆苗は炒めものにもお勧めです。フライパンにごま油大さじ1を入れ、薄切りにしたにんにく2片を炒めて香りが出たら、食べやすいサイズにカットした豆苗を1パック分加えましょう。鶏ガラスープの素小さじ2、塩コショウ少々で味を整え、30秒ほど炒めたらできあがりです。
豆苗は、加熱しすぎないことが美味しく食べるポイントです。シャキシャキとした歯ごたえを楽しむことができます。
豆苗はスーパーでお安く買えるうえに、再収穫もできる嬉しい野菜です。季節を問わず手に入れやすい食材ですので、美容のために積極的に取り入れてみてはいかがでしょうか。