レーザー治療・エイジングエア専門の美容皮膚科シロノクリニック

分泌低下がオバサン化の原因? 若返りに関わるホルモンとは

公開日:2019/11/04 / 最終更新日:2020/06/18

佐藤 美佐藤 美副院長

分泌低下がオバサン化の原因? 若返りに関わるホルモンとは

体内で生産されるホルモンにはさまざまな種類がありますが、ほとんどは加齢とともに分泌量が減少していきます。それにともなって生じるのが、肌や髪などの老化現象です。どのようなホルモンが老化に関係しているのか、分泌量の低下による影響とあわせて見ていきましょう。

分泌低下が老化の原因? 若返りに関係するホルモンの種類

性ホルモン

性ホルモンとは、女性ホルモンの「プロゲステロン」「エストロゲン」、男性ホルモンの「テストステロン」などの総称です。女性ホルモンの場合、40代後半から急激に分泌量が低下し、ほてりなどの更年期障害を引き起こします。
また、女性ホルモンには体脂肪の増加を抑制する働きや、肌のうるおいを保つ働きがあるため、体型や肌にも影響が現れます。女性ホルモンが減少すると、代謝が落ちて太りやすくなったり、肌のハリが低下したりしてしまうのです。
男性ホルモンの場合は分泌量の変化に個人差があり、加齢の他にもストレスが一因になると考えられています。男性ホルモンが急激に減少すると、女性の更年期障害と似たような症状が現れるのが特徴です。

ヒト成長ホルモン

ヒト成長ホルモンとはその名の通り、人の成長を助けるホルモンです。傷ついた細胞を修復する作用があり、肌のターンオーバーにも深く関係しています。成長ホルモンが正常に分泌されるおかげで、肌の再生活動が進み、肌荒れやシワなどを防ぐことができるのです。
しかし成長ホルモンの分泌量は思春期にピークとなり、その後は加齢とともに減少していきます。皮膚が乾燥しやすくなる、皮膚が薄くなるなど、美容面に大きな影響があります。
また、成長ホルモンには脂肪を分解し、代謝を促す働きがあります。その成長ホルモンが減少すると、内臓脂肪が増加し、太りやすくなるといわれています。

DHEA

DHEAは副腎皮質から分泌されるステロイドホルモンの1種で、性ホルモンを作る材料になります。ヒト成長ホルモンに近い効果があり、最近では「若返りホルモン」として注目されています。免疫力や代謝の向上、記憶力や性的機能の改善など、さまざまな働きを持っているのが特徴です。
DHEAの分泌量は20歳前後にピークとなり、その後は加齢とともに低下します。DHEAが減少すると老化が進んで病気になりやすくなる他、シミやたるみが生じやすくなるなど、肌の若々しさも失われてしまいます。

メラトニン

メラトニンは、脳の松果体から分泌されるホルモンです。体内時計に働きかけ、覚醒と睡眠のリズムを調節する作用があります。実はこのメラトニンも、人の若々しさに深く関係しています。メラトニンには抗酸化作用があり、細胞のサビつきを防ぐことで老化を防いでくれるのです。
しかしメラトニンは50歳前後から急激に減少し、高齢になると微量しか生成されなくなります。そうなると体内時計が乱れて睡眠時間が短くなるほか、細胞の酸化が進んで老化が進みやすくなります。

若返りには「ホルモン補充療法」が効果

今回ご紹介したホルモンは、当院の治療で補充することが可能です。加齢とともに低下するホルモンを補うことで、若い頃のような肌やスタイルを取り戻す効果が期待できます。自然な若返りを目指している方は、ぜひお気軽にご相談ください。

Profile このコラムは私が担当しました!

佐藤 美

佐藤 美副院長さとう よしみ

シロノクリニック恵比寿

結果に差を出すエキスパート 技術の高さや経験はもちろん、髙いセンスも重要視される美容医療。そのすべてに長けている精鋭のドクター。ホスピタリティの気持ちを忘れず、きめ細かな対応で患者さまの笑顔のためなら努力を惜しみません。

佐藤 美先生の治療が受けられるのはこちら

シロノクリニック恵比寿院

シロノクリニック恵比寿院

〒150−0012

東京都渋谷区広尾1-1-40恵比寿プライムスクエアプラザ2F

0120-114-422