デスクワーク中もこっそり引き締め! 体幹を鍛える座り方
公開日:2019/10/30 / 最終更新日:2019/11/01
痩せてキレイな体型になりたいと考えているなら、普段の座り方を見直すことが大切です。実は座り方を工夫するだけで、体幹が鍛えられてダイエット効果が期待できるといわれています。体幹とダイエットの嬉しい関係を、痩せるために気をつけたい座り方のポイントとあわせてご紹介しましょう。
ダイエット中なら体幹を鍛えるべき! その理由とは
体幹とは、肩から腰にかけての胴体部分のこと。この部分には大きな筋肉が集まっていて、鍛えると筋肉量が効率よくアップします。それにともなって基礎代謝が向上し、エネルギーを消費しやすく痩せやすい体に整えることができます。「体幹はトレーニングでしか鍛えられない」と思っている方も多いかもしれませんが、実は良い姿勢を保つだけでも鍛えることができます。体がぶれないように支えるだけで、体幹にある多くの筋肉を使うことができるのです。
デスクワークをしている方なら、良い姿勢を保つ座り方をすることで、毎日コツコツ体幹を鍛えられるでしょう。では、その具体的な座り方をご紹介します。
体幹を鍛える座り方のポイント
椅子に浅く腰かける
椅子には体を支える背もたれがついていますが、これにもたれかかると体幹の筋肉を刺激できません。背もたれによりかからないように椅子に浅く座り、自分の筋肉だけで上半身を支えましょう。椅子から太ももが下がる程度に座ることがポイントです。
あごを引いて背筋を伸ばす
顔が前に突き出すと、背中が丸くなって筋肉がゆるんでしまいます。あごを引き、背筋をしっかり伸ばすようにしましょう。耳、肩、腰が縦一直線になるように意識してください。
腹筋に力を入れる
腹筋に力を入れると、良い姿勢を保ちやすくなります。体幹の内側のインナーマッスルも鍛えられるので、ダイエット効果がアップします。できるだけお腹をへこませて、おへその少し下に意識を集中させることがポイントです。
足は組まず、ひざを前に向ける
足を組むと骨盤が歪み、代謝が落ちる原因になります。足の裏は床にきちんと着地させ、両ひざが真正面に向いた状態をキープしましょう。
ひじの角度を90度に
ひじの角度が90度だと、肩や腕に負担がかかりにくくなります。自然に90度になるように、キーボードや椅子の位置を調整しましょう。
ご紹介したような座り方を毎日コツコツ続けて、できるだけ長くキープできるようになれば、体幹が徐々に鍛えられていきます。慣れないうちはきつく感じるかもしれませんが、痩せやすい体に整えるためにご自分のペースで始めてみてはいかがでしょうか。