手の甲にシミができる原因&今日から始めたい予防ケア
公開日:2019/10/30 / 最終更新日:2019/11/01
みなさん、手のシミ対策は万全ですか? 手は顔と同じように皮膚が薄く、シミができやすいパーツといわれています。シミができてから後悔しないために、手の甲のシミの原因と対策方法を知っておきましょう。
手の甲にシミができる原因
紫外線対策不足
「顔には日焼け止めを必ず塗るけれど、手の甲は塗り忘れてしまう……」という方は少なくないものです。しかし手の甲の皮膚は薄くて乾燥しがちなため、紫外線ダメージを受けやすいという特徴があります。紫外線対策を忘れていると、あっという間にメラニン色素が増えてシミができてしまうのです。
火傷などの炎症
手は火傷や怪我を負いやすいパーツですが、それらがシミの原因になることもあります。炎症によってメラニン色素が過剰に作られ、炎症後色素沈着というシミを引き起こしてしまうのです。加齢などで肌のターンオーバーが滞っていると、さらに色素沈着を起こしやすくなるので注意が必要です。
手の甲のシミを防ぐ方法
日焼け止めやUVカット手袋で紫外線対策を
手の甲のシミを防ぐためには、やはり紫外線対策が必要不可欠です。日焼け止めを塗ったり、UVカット加工の手袋を着用したりして、紫外線ダメージを受けないようにしましょう。
手を洗うと日焼け止めが落ちるので、そのつど塗り直すことがポイントです。洗わない場合でもちょっとした刺激で日焼け止めは落ちていきますので、2~3時間おきに塗り直すことをお勧めします。
こまめに保湿をする
肌が乾燥すると、紫外線ダメージを受けやすくなるうえにターンオーバーが滞ってシミができやすくなります。こまめにハンドクリームで保湿をして、うるおった手肌を保ちましょう。
さらに日焼け止めを塗る前にも保湿しておくと効果的です。日焼け止めが原因のカサつきを防げますし、肌のバリア機能が高まって紫外線ダメージをより受けにくい状態に整えることができます。
手洗いは水もしくはぬるま湯で
手の乾燥を防ぐためには、手洗いに使う水の温度にも注意が必要です。お湯で洗うと肌の潤いが流されて乾燥しやすくなるので、水かぬるま湯を使うようにしましょう。
また炊事や洗濯時も、お湯や洗剤によるダメージが心配です。手が乾燥しやすい方、荒れやすい方にはゴム手袋の着用をお勧めします。
手は人の視線が集まりやすいパーツですが、メイクできないために実年齢がそのまま現れてしまいます。「顔はキレイだけど、手はシミだらけで老けて見える……」なんてことにならないように、今すぐ手のシミ対策を始めましょう。