顔と体だけじゃない? 髪の毛の紫外線対策でヘアトラブルを回避
公開日:2019/10/30 / 最終更新日:2019/10/30
紫外線対策といえば、顔や手足などの「肌」をイメージする方が多いのではないでしょうか。実は肌だけでなく、髪の毛と頭皮も紫外線対策をしなければ、トラブルを引き起こす可能性があります。すぐにダメージが出なくても、日々蓄積したダメージは様々なヘアトラブルの原因となるので、毎日のケアが欠かせません。
そこで今回は、髪の毛の紫外線対策の大切さと具体的な方法についてお届けします。
■紫外線ダメージが与える髪への影響
肌が日焼けをすると、シミやそばかすの原因になります。髪の毛は、紫外線を遮るものが全くない分、顔の5倍も紫外線を浴びると言われています。そのため、ケアしなければ気付かないうちに様々なトラブルが発生してしまうのです。
・ツヤが消えてパサつくようになる
一番起こりやすいトラブルが「ツヤの消失」と「パサつき」です。キューティクルが紫外線の影響で剥がれてしまうと、髪の毛の栄養を維持できなくなり、パサパサになってしまいます。また、枝毛や切れ毛などができやすくなり、髪の毛全体の質が低下します。
これらのトラブルはカラーリングや日々のケアによるダメージが引き起こすと思われがちですが、実は紫外線が原因ということが少なくありません。
・毛母細胞がダメージを受けて白髪や薄毛の原因に
紫外線は、頭皮の奥に存在する「毛母細胞」という髪の毛を作る細胞にも降り注ぎ、ダメージを与えます。毛母細胞がダメージを受けると、健康的な髪の毛を作るサイクルが乱れてしまい、薄毛や抜け毛、白髪の原因にもなります。
若いうちは問題がなくても、加齢とともに蓄積したダメージによる影響が出てくるので、毎日のケアが欠かせません。
■毎日やるべき髪の毛と頭皮の紫外線対策法
髪の毛と頭皮を紫外線から守るためにやるべき紫外線対策は3つです。肌と同じように、日焼け止めクリームなどの紫外線カット機能があるグッズを使うこと、帽子などで遮断すること、そしてダメージを浴びたらケアすることです。
■毎日やるべき髪の毛と頭皮の紫外線対策法
髪の毛と頭皮を紫外線から守るためにやるべき紫外線対策は3つです。肌と同じように、日焼け止めクリームなどの紫外線カット機能があるグッズを使うこと、帽子などで遮断すること、そしてダメージを浴びたらケアすることです。
・髪の毛用紫外線対策グッズを取り入れる
肌用だけでなく、髪の毛用の紫外線対策グッズも多く販売されています。洗い流さないトリートメントタイプやスプレータイプなど、様々な紫外線対策グッズがありますので、自分の髪質や生活スタイルに合ったものを使いましょう。
すでにダメージが気になる方は、トリートメントを使うと良いでしょう。とにかく毎日のケア時間を短縮したいという方には、手軽なスプレーがお勧めです。肌と兼用できるものもあるので、紫外線対策費用も節約できます。
・帽子や日傘で物理的に遮断する
日焼け止めトリートメントやスプレーとあわせて、帽子や日傘も使うようにすると、さらに紫外線対策の効果が期待できます。
帽子や日傘は、紫外線カット機能があるものを選びましょう。紫外線カット機能は少しずつ効果が落ちてくるので、何年も同じものを使い続けずに、定期的に買い換えることをお勧めします。
・ダメージを浴びたら毎日リセット
紫外線は髪の毛のキューティクルを剥がし、髪質を低下させるだけでなく内部の栄養も流出させてしまいます。そのため、トリートメントでのケアが欠かせません。保湿力が高いものやUVケア効果があるものを選び、毎日のシャンプーとコンディショナーに加えて、トリートメントも行いましょう。
■髪の毛の紫外線対策を続けて脱ダメージヘア
私たちが想像する以上に、髪の毛への紫外線のダメージは深刻です。しかし、紫外線対策を欠かさないことで髪質は改善します。毎日の紫外線対策を欠かさないようにして、髪の毛や頭皮をダメージから守りましょう。