女性の脱毛症の種類
公開日:2016/06/22 / 最終更新日:2020/12/23
この記事の目次
- 女性の脱毛症はさまざまな種類に分けられます。
- 女性に多い脱毛症の種類とは?
- 薄毛や抜け毛が気になり始めたら、専門医に相談をしましょう。
女性の脱毛症はさまざまな種類に分けられます。
薄毛や抜け毛などの「脱毛症」に悩まされている女性はたくさんいます。
しかし、ひとことで「脱毛症」と言ってもさまざまな種類があり、症状に合わせた治療を受けることが大切です。
女性に多い脱毛症の種類とは?
女性の脱毛症には、主に6つの種類があります。
- ・女性男性型脱毛症
びまん性脱毛症またはFAGAとも呼ばれ、女性ホルモンの分泌が低下することにより発症します。髪の毛が全体的に薄くなるという特徴があります。 - ・円形脱毛症
円形に毛が抜け落ちる突発性脱毛症。自己免疫疾患が原因とされています。 - ・牽引性脱毛症
いつも同じ場所に分け目を付けている場合や、きつく髪を結ぶことが多いと毛根に負担がかかり、頭髪が薄くなります。 - ・分娩後脱毛症
妊娠中や産後のホルモンバランスの乱れにより一時的に増える抜け毛のことです。 - ・粃糠(ひこう)性脱毛症
シャンプーのしすぎや、パーマ、カラーリングなどによる頭皮への刺激が多いことが原因です。フケが発生し、毛穴をふさいでしまうことで頭皮が炎症を起こします。 - ・脂漏性脱毛症
皮脂の過剰な分泌により毛穴がつまることにより起こる脱毛症です。
抜け毛や薄毛など脱毛症の症状が出始めた時には、まず自分の脱毛症がどの種類に当てはまるか確認しましょう。
薄毛や抜け毛が気になり始めたら、専門医に相談をしましょう。
自分の脱毛症がどの種類に該当するかを判断するのは簡単ではありません。そのため、薄毛の症状が出始めたら専門医のカウンセリングを受けて正しい診断を受けることが重要です。
専門医の元で脱毛症の治療は、症状や体質に合わせて行われます。
毛母細胞を活性化するレーザー育毛や頭皮に注射をする育毛メソセラピーのほか、内服薬や外用薬などを処方してもらうことが可能です。また、症状に合わせて複数の治療方法を組み合わせることも。
脱毛症は初期症状から治療を始めるとより効果を実感できるという特徴があります。そのため、薄毛や抜け毛が気になり始めたら、できるだけ早く専門医の元を訪れ、正しい治療を受けましょう。