青あざを早く治す方法
公開日:2016/08/10 / 最終更新日:2020/12/18
この記事の目次
- なぜ青あざはできる?
- 青あざを早く治すには
- 青あざは予防が可能!
なぜ青あざはできる?
青あざを作ってしまう一番の原因は「内出血」です。体の表面に何らかの衝撃を受けることで皮膚下にある毛細血管が傷つき出血を起こしてしまうのです。通常であれば血管からの出血が止まり、傷がふさがれば、青あざも消えて元の状態に戻ります。
しかし、時間がたてば治るとはいえ、目立つ部分に青あざができてしまっては、せっかくのオシャレも台無しです。打ち身によってできてしまう「青あざ」ですが、実は色を早く目立たなくさせる方法があるのです。
青あざを早く治すには
青あざを早く治すための方法のうち、ご家庭でできる方法を3つ、ご紹介します。
・あたためたタオルを患部にあてる
青あざをあたためることで、血行を促進し、破れてしまった毛細血管を修復します。 「タオルをお湯であたためるのは少し面倒…」と感じる場合には、水で濡らしたタオルをレンジで温めると簡単に蒸しタオルを作ることができます。
・入浴の際は37~39度程度のぬるめの湯につかる
蒸しタオルと同様、血行促進を目的としています。お風呂の温度が高いと、血流が激しくなり破れた血管が広がってしまう可能性があるため「ぬるめの湯につかること」がポイントです。
・ヘパリン類似物質入りの保湿クリームを塗る
ヘパリン類似物質入りの保湿クリームは、血行を改善し傷の回復をスムーズにします。薬局で手に入れることができます。
青あざは予防が可能!
体温が低い場合や、ビタミンCや鉄分が不足している場合は、身体に青あざが生じやすい状態です。そのため、日ごろから身体を冷やさないようにすること、ビタミンCや鉄分を意識的に摂取することが、青あざの予防方法としてあげられます。
果物や野菜、レバーなどは青あざ予防に効果を期待できる食材です。青あざが気になる方は、普段の食事に取り入れてみましょう。
また、「あざが消えにくい」「身に覚えのないのに身体中に青あざができている」などの症状は、危険な病気がち潜んでいる場合もあります。万一のことを考えて、気になる青あざがある場合には、早急に医療機関へ受診しましょう。