足のほくろは良くない?足のほくろの除去について
公開日:2016/08/20 / 最終更新日:2020/12/18
この記事の目次
- 足の裏にほくろができてしまう原因は?
- 足の裏のほくろは危険か
- 足のほくろは除去すべき?
- 除去の仕方はどんなものがあるのか
足の裏にほくろができてしまう原因は?
ほくろは体のいたるところにできる可能性があります。ほくろには先天性と後天性のものがあり、思春期以降にできる後天性のほくろは、紫外線が原因でできることがほとんどです。
足の裏は普通の生活では日光があたらないため、ほくろができる可能性は低いですが、靴と擦れて知らない間に皮膚を傷つけ、ほくろができてしまう場合もあります。
足の裏のほくろは危険か
ほくろには、良性のものと悪性のものがあります。悪性のほくろはメラノーマという皮膚ガンの一種であり、治療が必要です。
足裏は、紫外線を浴びることがないため、ほくろができるとメラノーマでないかと疑れることがあります。しかし、実際にガンである確率は10人に1人程度ですので、足の裏のほくろの全てがガンというわけではありません。
悪性のほくろは皮膚との境界が曖昧で、出血を伴ったり、急に大きくなったりする特徴があります。もしほくろが7ミリ以上の大きさの場合には、早めに皮膚科を受診した方が良いでしょう。
足のほくろは除去すべき?
ほくろのガンは、30代の中年期を過ぎたころから発症すると言われています。もし、ほくろが心配であれば除去をしても良いでしょう。
ただし、ほくろは良性のものであっても無理に衝撃を与えると、悪性黒色腫を発生することがあります。ほくろが心配な場合には、自分で除去しようとは考えず、必ず専門家に相談しましょう。
除去の仕方はどんなものがあるのか
ほくろを除去する方法は、ほくろを丸ごと切り取る外科的な除去方法と、レーザーなどを利用してほくろの組織を除去する方法の2通りがあります。外科的な方法では、メスなどを利用して肌を直接切り取ります。そのため、皮膚を傷つけ、傷痕が残ることもあります。
一方、組織を除去する方法では、レーザーでほくろの組織を焼いて除去しますので、外科的な方法に比べると痕が残りにくいと言われています。ただし、ほくろの形状やや大きさによっては、外科的な方法しか適用できない場合もありますので、どのようにほくろを除去するかについては、専門家と相談して決めた方が良いでしょう。