赤いほくろってどうしてできるの?
公開日:2016/08/23 / 最終更新日:2020/12/18
この記事の目次
- 腕や首、胸元、背中などに赤いほくろのようなものが・・・
- 赤いほくろはの正体は・・・?
- どういう人ができやすいの?
- 赤いほくろは心配するものなの?
- 赤いほくろを除去する方法
腕や首、胸元、背中などに赤いほくろのようなものが・・・
腕や首、胸元、背中などに時々赤いほくろのようなものができることがあります。見た目にはほくろのような形をしていて、色が赤くなっている部分を押したりすると皮膚の色に戻りますが手を離すとまた赤くなります。気づくと1つだけでなく2、3カ所にできていることもあり病気ではないかと心配になることがあります。
赤いほくろはの正体は・・・?
赤いほくろは、ほとんどの場合が”老人性血管腫”だと考えられます。加齢が原因となる場合が多いですが、実際には比較的若い年代にも見られます。
老人性血管腫は、ほくろのような見た目をしていますが、実際はほくろではなく毛細血管が増殖して皮膚の上に露出しているだけです。気になってしまって触りすぎると多少出血してしまうこともありますが、皮膚の上に血管が浮き出ているようなものでおかしなことではありません。
どういう人ができやすいの?
一般的には肌の色の白い方や、紫外線を多く浴びた方などに多く見られる症状です。
またホルモンバランスとも関係していると考えられており、生活習慣が不規則な方や皮膚の炎症を起こしている方にもできやすいと言われています。
赤いほくろは心配するものなの?
通常のほくろの場合、病気やがんなどを疑うものもあるので、気になってしまうかもしれませんが、一般的な”赤いほくろ”は血管が外に見えているだけなので、特に心配する必要はありません。放置しても悪化することはなく、治療や切除手術が必要なものでもないでしょう。しかし、美容的に気にされる人もいますので、そういった場合は治療で除去することが可能です。
赤いほくろを除去する方法
赤いほくろ(老人性血管腫)は病気ではないため、特に心配する必要はありませんが、顔や腕など目立つところに出来てしまった時には気になることがあるかもしれません。
その場合は、レーザー治療によって比較的簡単に除去が可能です。赤いほくろは一旦除去すれば再発することもありませんので、気になる方は美容皮膚科や美容外科に相談しましょう。