ワキガ治療のボトックス、気になる副作用
公開日:2016/08/25 / 最終更新日:2020/12/21
この記事の目次
- ワキガ治療のボトックス、気になる副作用
- ボトックス治療とは?
- ボトックス治療の施術について
- ボトックス注射の副作用や安全性
ワキガ治療のボトックス、気になる副作用
脇の汗の量や臭いが気になる人にとって、周りの人の目はとても気になってしまうもの。脇汗の悩みさえなければとても快適に過ごせるのにと思う人もいますよね。ワキガの治療にとても効果的なボトックス治療。ここではボトックス治療の副作用についてご紹介していきます。
ボトックス治療とは?
ボトックス治療とはワキガの治療にとても有効だとされている治療法です。具体的にはボトックスという薬剤に含まれるボツリヌストキシンの働きで、汗の量や臭いの原因となるエクリン汗腺動きを抑制します。それによって汗の量と臭いを軽減させることができます。1回の治療でワキガから根本的に開放されるのは難しいですが、3カ月から6カ月程度の間は汗の分泌を抑えてくれます。
ボトックス治療の施術について
ボトックス治療は脇にボトックスという薬を注射することで行います。脇に麻酔をかけるなどしてから注射をしていきます。治療時間は両脇で5~20分程度と非常に短時間なので、治療のために仕事を休んだり大きなスケジュール調整をしたりする必要がありません。ワキガの治療にはボトックスの他に外科手術やレーザー治療などもありますが、その中では比較的治療費は安いです。1回あたりの治療費は10万円程度が相場となっています。この料金は厚生労働省の認可のあるアラガン社のボトックスであり、日本での認可は受けていませんが、海外で認可を受けているようなボトックスと同等の働きがあるボツリヌストキシンであれば、もう少し安価な施術もあります。
ボトックス注射の副作用や安全性
シロノクリニックで使用している薬剤は、世界80か国以上のボトックス治療に使われているアラガン社の薬剤になります。症例も非常に多い薬剤で、厚生労働省で唯一認可を受けている薬剤となっています。施術後の副作用はほとんどないですが、以下のような注意点が挙げられます。
ボトックス注射は、他の注射と同様に痛みを感じます。シロノクリニックでは痛みを極力抑えられるように極細の針を使用しますが、それでも心配という方には麻酔も用意しています。施術後の痛みや腫れはほとんどなく、普段通りの生活を送ることが可能です。当日のみアルコール摂取は控え、入浴も湯船に浸からずにシャワーで済ますようにしましょう。