気になる目の下のしわ、原因と改善方法
公開日:2016/11/10 / 最終更新日:2024/03/12
この記事の目次
- 気になる目の下のしわ、原因と改善方法
- しわになりやすく目立ちやすい
- 覚えておこう2種類のしわ
- 目の下のしわのお手入れのポイント
気になる目の下のしわ、原因と改善方法
顔にできるしわなかでも、少しでも目立ってしまうと老けて見えてしまうのが目の下のしわ。目元のファンデーションがヨレやすくなったり、肌に張りがなくなってきたりしたら目の下のしわができてしまう予備サイン。ここでは気になる目の下のしわの原因と改善方法についてご紹介します。
しわになりやすく目立ちやすい
目のまわりは身体全体の皮膚の中でも特に薄く、その薄さは他の場所の4分の1です。そのため、若くても気づかないうちに細かいしわができはじめることもあります。また、摩擦が多いのも目の周りの皮膚の特徴です。ホコリやゴミが入ったり、コンタクトレンズの付け外しをしたり、メイクをしたりするときなど目に触れる機会も多いです。そして、疲れやすいこともしわの原因です。無意識にしているまばたきは1日2万回以上であり、パソコンやスマートフォンを使って回数が少なくなると周りの血流が悪くなったりします。そのため目の周りは他の部分よりもしわになりやすくて目立ちやすいのです。
覚えておこう2種類のしわ
しわには表皮しわと真皮しわの2種類あり、それぞれによって対応が異なります。
表皮しわ
初期のしわは皮膚の表面でできます。主な原因は乾燥で、肌が乾燥すると潤いがなくなりカサカサした状態になりそれが繰り返されることで縮んだ皮膚がもとに戻りにくくなってしまいます。最初はちりめん状のしわですが、数が増えたりそれらがつながったりすることでだんだん深いしわになって目立ってしまいます。大きなしわになってくると対策や改善も難しくなってしまいます。
真皮しわ
年を重ねると皮膚の奥にある真皮構成するコラーゲンやエラスチンといった成分が減少してしまいます。それによって皮膚のハリがなくなり徐々にしわへと変化していきます。また加齢だけでなく普段から浴びている紫外線も真皮しわの原因のひとつです。紫外線は活性酸素を発生させ、その活性酸素が皮膚にとって重要な細胞を壊してしまい、結果的にしわを生み出してしまうのです。
目の下のしわのお手入れのポイント
深いしわができるとなかなか完全にしわを消すことはできませんが、初期の表皮しわのケアやしわができないよう予防することは可能です。
保湿
初期のしわのほとんどは乾燥が原因です。コラーゲンやヒアルロン酸、セラミドなどの成分をふくむ化粧品でスキンケアをしたり、加湿器を在宅中は使用したり、フェイスミストを持ち歩いたりするとよいでしょう。ついしわを伸ばそうとマッサージしたい気持ちになりますが、肌が薄いため避けましょう。
紫外線対策
美容において紫外線対策は最も大切なケアのひとつです。特に目に近い目元は、日焼け止めの塗り残しを起こしやすい部分でもあります。その点に注意して、日焼け止めを塗るようにしましょう。また、日焼け止めだけではなく、サングラスや日傘での対策も行うようにしましょう。冬場でも油断せずにファンデーションなどを用いると効果的です。