シミ予備軍とは? 本格的なシミになる前に必要なケア方法3つ
公開日:2019/04/22 / 最終更新日:2022/05/23
皆さんは「シミ予備軍」という言葉を耳にしたことはありますか?
化粧品のカウンターや美容系のメディアなどで聞いたことがある、という方も多いかもしれませんね。シミ予備軍とは具体的にどのようなものなのか、本格的なシミにしないためのケア方法とあわせてご紹介します。
シミ予備軍とは?
シミ予備軍とは、肌の内部に蓄積したメラニン色素のことをいい、今後シミになる可能性があることから「隠れジミ」とも呼ばれています。シミ予備軍は肉眼では確認できませんが、コスメカウンターなどにある専用機器によってチェックすることができます。
そもそも、メラニンは誰の肌にも存在していますから、シミ予備軍がない人はいないといっても過言ではありません。とはいえ、普段のケアを怠っていると、シミ予備軍が本当のシミとして肌表面に現れることもあります。
ではシミ予備軍をシミにしないためにはどうしたらいいのか、実際のケア方法を見ていきましょう。
シミ予備軍をシミにしないためのケア方法
・肌のターンオーバーを整える
肌に蓄積したメラニンは、肌のターンオーバーによって排出されます。
しかし肌のターンオーバーが乱れると、メラニンを排出する働きが鈍くなり、シミとして定着してしまうのです。シミ予備軍をシミにしないためには、肌のターンオーバーを整えることが大切です。
なお、肌のターンオーバーはスキンケアだけでなく、生活習慣によっても左右されます。とくに睡眠不足や栄養不足、喫煙、ストレスは、肌のターンオーバーを狂わせる原因になります。毎日適切な洗顔と保湿を行うとともに、十分な睡眠とバランスのとれた食事、そしてできるだけストレスフリーな規則正しい生活を心掛けましょう。
・シミ対策の化粧品を使用する
シミ対策を謳っている化粧品には、メラニンの生成を阻害したり、メラニンの排出を助けたりする働きが期待できます。つまり、シミ予備軍のうちにシミ対策用の化粧品でスキンケアしておけば、本格的なシミができる確率を下げることができるのです。
シミ対策用の化粧品は種類がたくさんありますが、まずは化粧水でしっかりと肌に水分を与え、土台を整えた上で使用することが大切です。
・紫外線対策も忘れずに
いくらシミ対策のケアをしていても、紫外線を浴び続けていれば、メラニンが増えてシミが定着してしまいます。シミを作らないためには日頃の紫外線対策も必要不可欠です。とくに日差しが強い春夏の季節は、屋内にいるときでも日焼け止めを塗りましょう。
そして屋外に出るときは日焼け止めを塗り直し、日傘や帽子、UVカット効果のある衣類などで紫外線をブロックすることが大切です。
一見シミのないキレイな素肌でも、肌内部には小さなシミ予備軍がたくさん潜んでいるケースは多いもの。年を重ねるとともにシミが浮き出るように出現し、どんどんと数を増やしていくのです。
このようなトラブルを避けるためにも、シミ予備軍のうちにいち早くケアを取り入れていきましょう。