お尻に黒ずみが出来てしまう3つの原因
公開日:2017/03/24 / 最終更新日:2019/08/25
普段は見ることがない場所であるため、黒ずみなどのお尻に関する肌の悩みはなかなか女性同士であっても確認し合うことは出来ないですよね。
ですがお尻の黒ずみはちょっとした原因で発生するものであるため、実は多くの女性が悩んでいるのです。
そこで今回は、そんなお尻の黒ずみに悩む女性に向けた「お尻に黒ずみが出来る3つの原因」についてご紹介します。
お尻に黒ずみが出来る3つの原因
・原因①「角質」
肌には刺激を受けると、自らを守ろうとして角質層を厚くする「過角化」という現象が発生するのですが、過角化によって角質が厚くなると、肌全体がゴワゴワしたりくすんで黒ずんだりしてしまいます。
お尻は「椅子に座った時の圧迫」や「下着などによる摩擦」などで常に刺激を受けやすい部位であるため、特に過角化が発生しやすくなっています。
・原因②「メラニン」
皮膚は刺激を受けると、表皮最下部の「メラノサイト」と呼ばれる細胞でメラニン色素を生成し、皮膚を守ろうとします。
しかしメラニン色素が過剰に作られるとそれが表皮に蓄積されてしまうため、黒ずんで見えるようになるのです。
中でも摩擦によって発生した色素沈着は「摩擦黒皮症」と呼ばれていて、色素が深い部分に定着するため完治するのにとても時間がかかってしまいます。
・原因③「ニキビ」
ニキビは衣服の擦れや蒸れ、さらにはホルモンバランスの影響などによって出来やすい体質の人がいるのですが、お尻は他の部位に比べて清潔に保ちにくい部位であるため、とてもニキビが出来やすくなっています。
そのためお尻に頻繁にニキビが発生し炎症を起こしてしまうと、完治した後でも赤色や茶褐色の色素が沈着したままとなって肌が黒ずんで見えるようになってしまいます。
また黒ずみは妊娠や出産、そして生理不順などによって女性ホルモンのバランスが乱れた時に発生することがあります。
妊娠・出産による黒ずみは出産後数か月で自然消滅していきますが、生理不順が原因と思われる色素沈着が発生した場合は、早めに婦人科で診てもらうようにしましょう。