肌を老化させるのは低脂肪&低カロリーな食事だった?
公開日:2017/04/03 / 最終更新日:2019/08/25
スレンダーな体型や美肌を目指すためと「野菜や果物をメインに摂る」「肉より魚、魚より豆腐を選ぶ」といったヘルシーな食事を実践しているも多いと思います。
しかし、こういった低脂肪&低カロリーなメニューが、かえって肌の老化を招いたりダイエットを妨げたりすることもあるのです。
今回は、肌と体のために肉や魚といった「動物性たんぱく質」を摂るべき理由をご紹介します。
美女は「たんぱく質」で作られる!
ゲッソリ痩せるのではなく健康的なメリハリボディを目指すなら、ボディラインを引き締めるための筋肉を育てましょう。
また同時に、若々しい肌を保つための栄養素もしっかり摂るべきです。
たんぱく質は筋肉だけでなく、コラーゲンをはじめとした肌の材料にもなります。
また、肌の筋肉が鍛えられれば肌のたるみを防ぐことができ、筋肉が増えれば基礎代謝も上がり太りにくい体が作られます。
「美肌になりたい」「きれいなプロポーションを目指したい」という人こそたんぱく質が必要なのです。
たんぱく質を摂るときは「プロテインスコア」をチェックしよう!
「プロテインスコア」という指標があり、この数値が高い食品ほど効率よくたんぱく質を吸収できます。
いくつか例を挙げると、
鶏卵100、豚肉90、鶏肉87、牛肉80、アジ(生)78、
牛乳74、木綿豆腐67、トマト51、ほうれん草41
という数値になっており、肉や魚はヘルシーな大豆製品や野菜より効率よくたんぱく質を摂取できることが分かります。
1日に必要なたんぱく質量の目安は体重1kg当たり1~1.5gといわれ、体重50kgの人なら50~75gのたんぱく質が必要です。
「それって多いの少ないの?」という疑問があることでしょう。
例えばタマゴ1個に含まれるたんぱく質がは約6.5gなので、タマゴだけで補うなら1日8個も食べなければなりません。
もちろん、先ほど述べたように大豆製品や野菜にもたんぱく質は含まれているため、実際にタマゴを8個も食べることはないでしょう。
1回の食事で摂るべきたんぱく質は肉や魚から摂るなら100g、卵なら1~2個、大豆製品なら豆腐1丁あるいは納豆200gが目安で、1日3食のうち2回は動物性たんぱく質を摂取することをお勧めします。
美肌やスレンダー美人を目指してヘルシーな食事をしているのに、かえってたるんだ体や肌になってしまうのではもったいないですね。
ヘルシーな野菜や大豆製品だけでなく、動物性たんぱく質も上手くメニューに取入れてみてください。
バランスよい食事で健康美人を目指しましょう!