背中の筋肉を鍛えて姿勢を美しく保つ方法
公開日:2017/05/04 / 最終更新日:2019/08/25
姿勢が悪くなってしまうと、立ち姿が老けてしまうだけでなく、肌もたるんでくるというのをご存知でしたか? そこで、背中の筋肉を鍛えるエクササイズと生活習慣で見直すべきポイントについてここでご紹介します。
背筋を鍛える運動で、背筋だけでなくバック全体を美しくする
姿勢を美しくするには、背筋を鍛えることが大切です。次のようにエクササイズすると良いでしょう。
■背筋のエクササイズ方法
- ①床にうつぶせになってください。そして、両手も両足も肩幅に開いてピンと伸ばした状態になりましょう。
- ②右手と左足を上に持ち上げ、左手と右足を今度は上に持ち上げましょう。
このとき、ゆっくりとバタバタと動かします。
- ③次に、両手両足を伸ばしたまま背中を反らします。
- ④③を行った後、両手を横に180度開いて同じように背を反らせます。
- ⑤手足を宙に浮かせながら横に開き、足と手を曲げない平泳ぎのようにします。
この動きを5回ずつ5セット、最初のうちは休憩を挟みながらやりましょう。
慣れてきたら回数を増やしたり、休みを作らず続けてやったりしてみましょう。
ここでのポイントは、背中からお尻や太ももにかけての筋肉がきちんと使われているかを意識しながらやることです。
このエクササイズは、背中や姿勢を美しくするだけでなく、ヒップアップにもなりますし、背筋も鍛えられ、さらには太ももも引き締められるという、複数の効果が得られるエクササイズなのです。
無理をせずに自分のペースでやることが、ずっとエクササイズを続けるために重要なことです。
「良い姿勢を保つ」という意識と、直すべき生活習慣
良い姿勢を作りたいというのであれば、日頃から「良い姿勢を保つ」ということを意識しましょう。
例えば、座っている時も猫背にならないように真っ直ぐとした姿勢を保つようにし、足を組むクセをやめることが大切です。他にもいくつか気をつけて欲しい生活習慣があります。
例えば、バッグを持つ位置ですが、自然と皆さん利き腕側にショルダーバッグやトートバッグを肩にかけてしまっていませんか?
そうなると、そちら側に重心が寄って姿勢がゆがんでしまうのです。バッグを持つ際には、両肩交互にかけることを意識しましょう。
また、前かがみになるような動作も避けましょう。そうすることで、どんどん猫背が進行してしまいますから、前かがみにはならず膝をついて作業をするなどの工夫をすれば、背中が曲がることはありません。
日本人は猫背がとても多いとされています。その姿勢を正すだけで、きれいだと注目され、相手から好印象を得られるでしょう。以上に述べた点を心がけて、美しい背中・姿勢を、目指してみてはいかがでしょうか。